3月3-4日

micabox2007-03-05

ここ数年、3月の第一土日は奥三河・布川の花祭に行っている。花祭のシーズンは11月と正月で、他の地区はこの時期にやっているのだが、この頃は日本全国、いろんなところで面白い神楽をやっているので、リピーターになりにくい。その点布川の花祭の日程は他にめぼしい神楽もないし、大きさや雰囲気も好きなので毎年通っているというわけだ。最初に見た花祭がここだったという「刷り込み」も大きいかも。
それでおととい、昨日とまた布川に行って来たわけだが、今年の布川はいつもとずいぶん様子がちがった。すごくたくさんの人がいたのである。なんと、ボランティアに手伝ってもらうというシステムを役場で考えて導入し、何十人もの人が参加していたのだ。そして名古屋の方の中学校からも生徒が来ていた。
天気もよく暖かかったので、普通の観客、ほとんどはおしゃべりおばさんたちだが、そういう人も多く会場は超満員。そのわりに「わがまま写真マニア」の最前列迷惑三脚の列もなく、気持ちのいい雰囲気だった。
去年は笛を教わったのだが、今年は笛の吹き手が少ないみたいで「神座」に上がって吹かせてもらった。法被みたいな上着も着せてもらって「準構成員」である。で、責任も感じちゃってかなりの時間吹いたので、結局仮眠は一時間くらいの「準徹夜」になった。
しかし笛もちゃんと吹くと喉がやられるのね。囲炉裏では炭がおきてるし、湯釜からは煙も出ているので自慢の鼻毛も力不足であった。
地元の人にごはんを食べさせてもらったり、いろいろ楽しい「花」だった。ビデオも写真もほとんど撮らず、9年目にしてやっとまともな「花狂い」になれた気がする。