阪神淡路大震災

今日は阪神淡路大震災の起きた日と同じ日付の日である。

僕の親友のお母さんも亡くなったし、この震災にあってから人生が変わっちゃった知り合いもいるし、95年の11月には横尾さんと細野さんによる被災者支援の「アートパワー展」を夫婦で手伝って、アボリジニを呼んだり、実質的にはじめて「細野晴臣&環太平洋モンゴロイドユニット」に参加したりと、実際に震災にはあっていないが、縁が深いのである。

そして地震が起きた朝、僕たち一家は成田のホテルにいて、テレビのニュースでまだそんなに大変な地震だということがわからない段階のニュースを見てから、オーストラリアのアボリジニの親友のところへ10日以上行ってしまい、日本での、震災で大変な、テレビの番組も全部飛んでしまったとか、そういう状況を体験せずにいた、数少ない日本人だったのである。

オーストラリアのテレビで、被害の大きさを知り、驚いたのだが、それを見たアボリジニの親友のロバート・エギントンのお母さんが涙ぐんでいたのが忘れられない。

なので、この震災は、実は僕はリアルに共有できていないのである。

そして翌年のこの日の朝、僕の父が亡くなった。
この縁をどういう風に考えたらいいのか、考えてもしょうがないのかも知れないが、またこの日がやってきました。
合掌。

早寝の僕がなんで今日記を書けたかというと、寝ようと思っていたら、あるアイデアが浮かんで寝られなくなっちゃったんです。
この話は、アイデアが形になったときにまた。
おやすみなさい。

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