山火事

micabox2008-02-25

@笛吹市
23日の新宿・朝日カルチャーセンターでの講座も無事に終わり、「またやりましょう」ということに。ありがたいことである。
23日は風が強く、新宿の高層ビル街は特に強くてエレベーターが止まったりしていたが24日も風はやまずに大荒れの様相だった。

そして24日は石和にいたのだが、なんと近くの二階の窓から正面に見える大蔵経寺山の山頂付近から出火、山火事が起きたのである。夕方はヘリが飛んだりサイレンが鳴ったりたいへんだったのだが、この火事は夜になっても消せず、朝早くヘリの音で目が覚めることに。

木が燃えると言うよりは下草が燃えている感じの火はだいぶ下の方まではどんどん山を下りてきていたので、ばばさんとちょっと見に行くことに。今日は風もないので山裾では緊迫感はそれほどなく、消防団の人たちが山を見上げていて、近所の人が炊き出しをしたりお茶を差し入れたりしているようだった。

ふだん家の中では京都で見つけた消防団の半纏を着ているのだが、さすがにその恰好で火事を見に行ったらひんしゅくもんだし、紛らわしいので革ジャンにした。

ばばさんが「煙の行く方に山梨岡神社っていう神楽をやる神社があるから心配だ」と言うので行ってみたら、それほど山に入っていないので心配はない様子。でも消防団の人たちがホースをつなげていつでも消火が出来る準備をしていた。だってこの神社は県の重要文化財なのだから。

さっきの場所よりはいくぶん緊張感のある中、二人はお参り。もちろん「山火事鎮火」「火伏せ」のお願いである。でも写真を撮ったら「風林火山」の旗が映ってしまった。山火事と風林火山は「似てる」。

かなりの数の消防の人たちが山に入っているみたいで、自衛隊のヘリも水を撒き続けていたので午後5時時点でだいぶ煙は少なくなり。なんとか鎮火しそうな感じである。
原因はタバコの不始末あたりだろうけど、下草が燃える野焼きくらいで済んで良かった。