二日目

micabox2007-10-14

14日昼、拝殿で奉納演奏。
鳥居さんは東京でガムランライブがあり、朝帰京。
入れ替わりで、前夜遅く仕事のあと東京からかけつけた木津茂理さんと三人での演奏となる。
まず僕の太鼓のソロ。静かに静かに、ちょっとグルーヴィーに。
そして雲龍さんの笛。鎮めて鎮めて、浮遊して。
それから木津さんの「越後松阪」。寿ぎ寿ぎ、凛々しく。
そして三人で「隠岐田植え唄」。
モンゴロイドユニットで一度やっている曲だけど、この三人では初めて。
民謡とと太鼓と能管。民謡と神楽と能楽
面白かった。

そのあとはシンポジウム「猿田彦の諸相」
基調講演は山折哲雄さん。会いたかった先達である。
とても話し上手。
パネリストは「王の舞」研究家の橋本裕之さん。明るい話し方で「さかな君」を思い出したりして。
そして地元、皇學館の櫻井治男さん。相変わらず上品な話しぶり。
それから向島の白鬚神社の宮司、今井達さん。ユーモアたっぷりの話、もっと受けてあげないと。
それから司会の鎌田東二さん。

テーマを絞らず、それぞれの視点からの話だったので雑誌的な流れで聞きやすかった。僕には。

普段はつき合いのない学者の人たちと年に一度会えるおひらきまつりは、とても貴重な機会だ。この、一風変わった「猿田彦大神フォーラム」に顔を出す人たちだから、変人はいても、いやな感じの学者は来ないからね。

夜は今後の打ち合わせのために二見浦の宿でミーティング。伊勢エビを久しぶりに食す。