7/8 細野+鎌田+三上ライブ

7月8日青山CAYで「ヤポネシア・ミーティング」というイベントに細野晴臣鎌田東二(宗教学者)、三上敏視の三人のライブがありました。
三年前にもこの三人で同じ主催者のライブイベントに出て、その時は時間も短くて細野さんは歌わずだったんだけど、今回は歌ってくれました。

かつて12年ほど活動した猿田彦大神フォーラムの世話人代表が鎌田さんと細野さんで、ぼくも世話人のひとりだったから「猿田彦大神フォーラムバンド」みたいなものかな。

最初に伊勢・猿田彦神社で演っていたような即興の奉納演奏をして、それから三人それぞれの持ち歌を二曲ずつ歌って、二人がサポートというスタイル。

細野さんは「radioactivity」と「banana oiwake」を歌い、ぼくは太鼓を素手で叩くという、最近東京自由大学の講座でもやったサポートの仕方をしました。
「太鼓を和から開放する」というのが神楽神歌を歌う以外のときの僕のテーマなので。

そして20年ほど前、「細野晴臣&EtherVibes」というユニットで三回しか演っていない「VooDoo Wave」と「Afrikagura」を。
これは細野さんが作ったバックトラックに合わせて即興演奏をするもので、ちょうどアンビエントの頃だったからかな、「VooDoo Wave」は元は17分半のものだったのでそれを9分程に縮めました。
「Afrikagura」も8分くらい。
CDになっていないレアな細野さん作品です。

細野晴臣&EtherVibes」はメンバーに今はなきボイスアーティストの福澤もろくんがいたせいなのか、当日急に声をだすことを思いついて声を出してみたら、なんかもろくんが降りてきてくれたみたいになって、昔のことを知っているお客さんにはとても喜ばれたです。
なかなか機会のないセットなので、またやれるかどうかわからないけど、楽しかった。
イギリス帰りで時差ボケの細野さんも「リハでは少々弱ってたけど本番で元気になった」と言ってくれました。めでたしめでたし。