札幌にある北星学園大学で講義をした。

micabox2007-05-29

相手は短大英文科の一年生でほとんどが女子である。
アセンブリ」という総合授業でテーマは「Discover Yourself」。学生たちが人生や世界に対する視野を広げることを主旨とした授業で学外からも興味深い文化的や社会的活動をしている人を臨時講師として呼んでいるということで、今回僕にも声がかかったわけだ。

やったことはいつもの「神楽VJ」とほとんど同じ。時間が一時間しかないのでダイジェストを駆け足でやったのだが、ついこの前まで女子高生だった学生たちは、ウチの次女のひとつ上。おしゃればっかり一生懸命やっているという感じで、もともと「神楽」に興味があったわけではないから「つかむ」のが大変だったが、なんとか起きている学生は興味深く見てくれたようだ。
大学の講義は去年立教大学で細野さんの講義のお供をしたが、まあ、その時はトークライブみたいなものだったから、講義っぽいものは初めてでデビューというかんじだ。

北星学園大学はいい大学である。とヨイショしちゃおう。
僕に声をかけてくれたエドガー・ポープという先生は、もともと統計学をやっていたのに民俗音楽の勉強も始め、戦前の歌謡曲と大陸支配の関係を研究するというマニアックなテーマで日本に来た面白い人で、大学でも「統計学」と「ワールドミュージック」と「英語」を教えるという、僕の何倍もマルチで、しかも「完全打ち合わせなし、何処へ行くかわからない即興演奏」を楽しめるミュージシャンでもある。
今度は僕が彼をミュージシャンとして招待しなきゃ。