追悼 Dr.John

今夜もネットでDr.Johnを聞いている。
ぼくは基本的に鈍いので「人の死」への喪失感はあとから増えてくるのだ。

細野さんが日経に追悼文を書いて10日くらいに載るということを教えてもらったがネットに載るには数日かかったようである。これがそれだ。

誤解を恐れずに言えばほぼ「僕も同じようなことを書いただろう」。
でも、僕が書いたのと細野さんが書いたのではぜんぜん その価値が違うのである(ぼくにとって)。
ぼくは実にシンプルなこの追悼文を読んで、また涙した。

この写真のピアノの上にドクロが乗っているのが僕にとっては「キモ」である。
ぼくもニューオリンズにも縁が深いプリミティブなヴードゥー教のスタイルでライブをしていた彼に一番惹かれたのだが、このドクロはヘビメタなどで使われるイメージとは違う、日常の「死生観」があらわれている。
この写真を選んだ日経の担当者に敬意を評したい。


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