1/21 東京自由大学「細野晴臣✕三上敏視」

おはようございます。
昨日は一日脱力してました。
一昨日の東京自由大学の講座。
去年は鎌田東二さんと細野さんの二人の講座に鎌田さんから「楽器持ってきて」と言われた飛び入りだったから気楽だったんだけど、今年は正式な講師でしかも細野さんとふたり。

どちらかと言うと立場は聞き役というか、受ける立場なんで「うまく出来なかったらどうしよう」というプレッシャーが小心者なのでありました。

でも打ち合わせで「宗教とは何か」というテーマはムリだよね、雑談になるよね、ということで少し安心。

細野さんの話はさすがに面白かった。初めて聞いた話もあってビックリしたり。
2005年の「ハイドパークミュージックフェスティバル」二日目は伝説的な大雨だったんだけど、細野さん控えの楽屋で外に出て密かに「なにやら呪術」を使ったと。
それで雨が上がったんですね。

そんな興味深い話に相槌打っていればよかったので途中から楽になりました。

ぼくは「好きで通っている神楽は普段は普通の暮らしをしている山の中の集落で今は過疎だったりするんだけど、神楽は祭場を祓い清めることから始まり、それを実に何度も丁寧に何時間もかけて地を鎮め、地神を鎮め、徹底的に土地を安定させてから神仏を呼ぶのでこれは"一日限りの聖地"を作ることと言ってもいいのではないか。そして祭りが終わればまた普通の土地に戻る」というようなことを話しました。

そして余興タイムで「遠山霜月祭り」の神歌と「花祭」のうたぐら(布川風)を歌いました。
うたぐらはバチの止め打ちしたり裏打ちしたんだけど、横で細野さんがギターのボディーを叩いてたくれててね。
終わったら「リズムが面白いね」「聞きに行きたい」と言ってくれて嬉しかった。まあむずかしいでしょうけど^^;

それから細野さんがサンバを歌ったんだけど、ここでぼくは太鼓の「初めての奏法」をやらせてもらいました。手のひらで両面をたたくという、最近開発中の奏法です。二曲目はワルツで「smile」。
けっこううまくいったんじゃないかということと、(たぶん)世界初の音楽が細野さんと一緒だったのは嬉しかった。

「またこんな機会があったら一緒にやりましょう」と昨日メールをくれました。ありがたし。
誰か機会作ってください(^^)

写真撮影は鈴木ひょっとこ。