晋州仮面劇フェスティバル1日目

毎年この時期に行っている晋州仮面劇フェスティバル、これまで隠岐島前神楽、高千穂秋元神楽、伊勢大神楽、岳流石鳩岡神楽、諸塚南川神楽、八戸法霊神楽などの神楽の招聘のコーディネーターをして、国際シンポジウムに出て、「神楽説明会」という、まあビデオジョッキーをしたりしていたのだが、今年は予算の関係で日本と中国からの招聘は無理ということになった。
だからといってもう10年以上通っているから行かないわけにもいかない、ということで、自費で参加することにしたのである。
24日、安いエアプサンで成田からプサンへ。LCCだけどアシアナの代わりということで少し機内サービスがある。去年はクロワッサンサンド一つだったけどビール一缶飲めた。今年は食事が牛肉入りキムチチャーハンという温かい機内食になっていて、その分ビールがなくなってたな。
ぼくはビールのほうを所望したいけど。

そしてプサンで名古屋から来た中古屋大学の浮葉先生と合流。浮葉先生は留学生センターの教授だが、韓国の民俗芸能のフィールドワークをしてきているので韓国語はペラペラで一緒にいると助かる。浮葉さんも各地の民俗芸能がコンパクトに見れるし雰囲気のいい晋州のフェスが気に入って、今年で三回目だ。

神楽と一緒だと主催がバスで迎えに来てくれるが、今年は自力でモノレールでバスターミナルに行き、そこから高速バスで晋州へ。道が良くなり車線が増えているので1時間ちょっとで到着。フェスの会場へタクシーで行ったらちょうど最初のプログラムが始まったところだった。

内容は改めて浮葉さんに確認して報告しますが、地元の「晋州五大広」の演じる仮面劇や太鼓踊り、五行の舞などが中心だった。
神楽のお世話をしないのでゆっくり見るのは久しぶりで、10年以上通ってるからもはや懐かしい感覚。









今年は海外ゲストがいないので終演後は主催実行委員会でもある「晋州五広大」のグループの内輪の打ち上げで遅い夕食。いつもは最終日の宴会で行くカムジャタンの店でした。
去年も来てて「ピョンヤンピンデトク」で一緒にに飲んだ、かなり数のドラマに出ている有名俳優が打ち上げに来てました。
韓流ドラマ好きの人ならわかるかしら。名前は覚えられんかったw


泊まった「ソンスジャン」はぼくにとって2000年以来晋州仮面劇フェスティバルが用意してくれる定宿だが、一昨年はビッグイベントのせいで貸切で隣町のモーテル泊だった。
一年おいて去年行ったら驚いたのがエレベーターが出来ているのと、フロントの鍵受け渡しラブホの小窓方式になっていたこと、バスルームが綺麗になっていることだった。トイレもシャワートイレ。



そして今年驚いたのはパソコンがあったこと。これでラブホでもあり、ビジネスホテルでもありになったけど、ゆうべは団体がオンドル部屋で大宴会をしていて、これは昔と変わらず。
かつてはお湯がチョロチョロとしか出なくて、バスタブにお湯を貯めるのに時間がかかったが、去年と今年の部屋はシャワーのみ。トイレも一緒なので去年泊まった狭いシャワールームだとトイレットペーパーが濡れそうになった。
で、これが今年泊まっている部屋です。隣の浮葉さんの部屋にはバスタブはあるけどパソコンなかったそうで、このあたりがケンチャナヨ。マウスだけあったから中古使ってて壊れたとかかもねw
ここに泊まった神楽の皆さん、びっくりでしょう。これじゃ懐かしくないでしょうね。