晋州仮面劇フェスティバルの日程が出ました

今年も韓国・晋州仮面劇フェスティバルの日程が出ました。
予算の関係で一日減って、5月22日(金)23日(土)の二日間。
まだサイトが更新されていないけれど、仮面劇や農楽、ナムサダンの一部のレパートリー、ムーダンのクッ、民俗芸能をベースにした創作劇などがあるでしょう。
仮面劇は風刺劇でもあるので、創作劇も社会批判の内容が多いです。それをまた芸能を取り入れて楽しく見せるというもの。


一度、こういう劇のビデオの上映会をして演劇関係者に見て貰いたいですね。
南河の河川敷で行われるため市民がだれでも自由に見ることが出来るのも特徴。

主催者が「晋州五大広」という仮面劇の保存グループが中心となった実行委員会なので、行政的なイベントとは違う楽しくアツいものです。さっきまで舞台にいた人が終わった後受付にいるとか。
芸能は全国から、また研究者の人たちもシンポジウムがあるので、大御所さんから若手まで集まります。

毎年行っているけれどまるで言葉が覚えられず、少し話せるメンバーの世話になっていたのだけれど、去年から名古屋大学の浮葉先生も招待されるようになり、心強いのです。
僕は慶尚大学の教室を使って「神楽説明会」というビデオジョッキーをして、去年から歌も少し歌っています。
通訳が贅沢にも韓国の祭祀や日本の神楽もわかっている浮葉先生なので、これまでより、よく理解されるようになりました。

予算のある頃は日本から神楽が招聘され、隠岐島前神楽、高千穂秋元神楽、伊勢大神楽加藤菊太夫組、早池峰嶽流石鳩岡神楽、南川神楽、法霊神楽などが行ったけどこの数年は残念ながら行けていません。
日本の予算で送り込めたらいいんだけど。
晋州は釜山から高速バスで7700ウォンくらい。宿も安いから日本の神楽を見に行くよりもお金はかからないかも。


http://www.진주탈춤한마당.com/html/main2014.htm