@伊勢

micabox2008-10-23

朝、京都を出て近鉄五十鈴川へ。三重サンアリーナで行われた宇治土公貞明宮司の神社葬に行く。
体育館くらいの広さの立派なお葬式。
祭壇は神道式なので簡素である。
金光教のお葬式に出たことはあるが、神道式は初めてだ。
おそらく伊勢神宮から来たであろう楽士によって、笙、篳篥、笛の演奏をBGMに式は始まった。
基本的には祭典と同じようで献餞もあった。
祭司、羽根さんの祝詞には強い思いが込められて泣ける。
その後宮司の人柄を思わせる弔辞が続き、1時間半弱で式は終了。
坊主の説教がない分すっきりしたが、ちょっと物足りないかな、という感じもした。
やはり、神仏混淆で神楽のある葬儀が復活するといい。

長谷川さんに駅まで送ってもらい、大阪行きの快速急行に乗る。
隣の宇治山田までは鎌田東二さんと一緒だった。
鶴橋で乗り換えのためにホームに降りたら荒木さんと遭遇。
あとで「風まかせ」で会う約束をして別れる。

難波の御堂筋ホテルにチェックインしていたら韓国から来た鄭炳勳さん夫婦が戻ってきた。
仮面劇の公演で24日から来日するという知らせが来たので、一日早めてもらって仮面劇フェスの打ち合わせをするのである。

夕食に何が食べたいか聞いたら「牛丼」と。吉野家でご馳走。
そのあとタクシーで玉造の「風まかせ」へ。
この店は映画おばさん寛子ちゃんと、コリアンシンガー趙博さんの共同経営のこの店に鄭さんたちを連れてきたかったのである。
趙博さんは韓国でも有名で鄭さんたちもテレビで見たことがあるという、店に置いてあったCD付きの本を買っていた。
本人に会わせられなかったのが残念だが、鄭さんの名刺を置いておく。
荒木さんが合流して、わいわいと楽しんでおひらき。

京都-伊勢-大阪となんかいろいろあった一日だった。