今年も隠岐の島、焼火(たくひ)神社の例大祭に行くので、同行する人を募ります。定員八名ですでに二名ほど申し込みあるんだけど。
日程は7月23日(月)の夕方、境港からのフェリーが別府港に着く時間に集合します。
そして夜、祭典前に社務所で直会があり、そこに参列させてもらったあと、本殿で祭典。
ここで隠岐島前神楽の「巫女舞」と「先祓い」が舞われます。「先祓い」は猿田彦の舞で、お囃子に四分の二拍子と四分の三拍子が交互に繰り返される部分があり、これはとても珍しいです。
「巫女舞」はリズミカルなお囃子に合わせることなく、静かにストイックに、神を待っているがごとくのゆっくりとした回転の舞を見せたあと、神が降りてきたかのような動きの舞に変わります。これも隠岐独特の巫女舞です。
この二曲に、ここのお囃子のほとんどの要素が入っています。
神事のときのお囃子もまた神楽のとは違っていいです。
そして祭典が終了後社務所に戻り、あらためて神楽の奉納。いつもは隠岐島前神楽の奉納ですが、今年は特別に出雲から万九千神社の斐川神楽がやってきて奉納するそうです。
斐川神楽は出雲神楽のひとつで隠岐の神楽とは違い、お囃子は有名な佐陀神能とよく似ていて、演目の内容は佐陀神能より芸能色が強いでしょうか。大原神職神楽に似ているかな。
三時間ほど奉納されるようです。
出雲神楽を社務所で間近に「隠岐誉」を飲みながら見るというのはめったにあるシチュエーションではないでしょう。
終了後はたぶん神楽さんたちとの打ち上げも(^^)
基本的に翌日朝解散ですが、焼火神社はもともと神仏混淆で「雲上寺」でもあり、御本尊の地蔵菩薩も本殿に鎮座しています。24日の昼に真言宗のお坊さんが登ってきて、雲上寺の法事も行います。祝詞もあげます。面白いです。
細かなスケジュールや費用の詳細などは、micaboxあmac.comまでお尋ねください。あたしはせっかくなので24日も隠岐滞在の予定です。
なお、一昨年まで中一日で島後の久見神楽があり、日程に余裕のある人はこちらの神楽も見ることができたんですが、今年から久見神楽の日程が変わってしまい、ハシゴができなくなりました(泣)