宮崎の神楽探訪企画

宮崎の神楽シーズンが始まります。
今年も「一般社団法人/九州学び舎(南阿蘇・長野良市主宰)」「九州民俗仮面美術館(宮崎・高見乾司主宰)」「伝承音楽研究所(東京・三上敏視主宰)」の共同企画として探訪のお誘いをします。

高見さんより以下の暫定スケジュールが発表されました。

三上は今のところ、僕への申込人数により、企画<1>の高千穂「秋元神楽」に同行。
企画<5> の諸塚村「戸下神楽」、企画<6>諸塚村「南川神楽」へは必ず同行してご案内をします。
全企画、三上が行かなくても高見さんがご案内します。

また椎葉神楽は今のところ個人で向山日添神楽探訪を予定していますがご希望あればアレンジをしてみます。

いずれの日程も三上にご連絡いただければ集合時刻や参加費など詳細をお知らせします。
締切は一ヶ月前くらいが目途になります。よろしくお願いします。
お申込みお問合わせなどはコメントにてご連絡ください。

企画<1> 大分日田・小鹿田焼の里から阿蘇大観峰を経て高千穂「秋元神楽」へ
□2017年11月24日〜26日 *高千穂神楽の古形を残す優美な神楽 
福岡空港発着 ◇北部九州豪雨災害からの復興支援ツアーを兼ねています。



企画<2> 大分日田・小鹿田焼の里から阿蘇大観峰を経て高千穂「岩戸五ケ村神楽」へ
□2017年12月1日〜3日 *高千穂神楽最古級の仮面が出ます。
福岡空港発着 ◇北部九州豪雨災害からの復興支援ツアーを兼ねています。



企画<3>  「九州民俗仮面美術館」と「西都原古墳群」を見て、西米良村「村所神楽」へ
□2017年12月15日〜17日 *南北朝伝承を秘め山人の儀礼が混交する古式の神楽
宮崎空港発着 



企画<4> 日之影町「大人神楽」
□ 2018年1月12日〜14日 *24時間を舞い継ぐ圧巻の神楽
宮崎空港発着 



企画<5> 諸塚村「戸下神楽」
□2018年1月26日〜28日 *戸数9個の集落が20時間を舞い告ぐ神秘の山地神楽
宮崎空港発着 



企画<6>諸塚村「南川神楽」
□2018年2月2日〜4日*百彩の森と呼ばれる太古の森に伝わる精霊たちの祭り
宮崎空港発着

◇追加です。
・椎葉神楽の日程が発表されています。
ホームページ http://www.shiibakanko.jp/spblog/index.php… でご確認下さい。
高見さんは今季は
◇11月22日「栂尾神楽」
◇12月22日「夜狩内神楽」(深夜2時頃に終わるので、宿の手配が課題)
の他は他の地区の取材予定と重なり行けないかもしれません。

今のところ三上は「日添神楽」に行く予定になっているので参加ご希望の方はお問い合わせ下さい。



□九州・宮崎の神楽は、天孫降臨伝承・天岩戸伝承すなわち大和王権樹立の物語を骨格とし、五穀豊穣・狩りの豊猟を祈願し、来る年の幸いを願う集落の祭りです。古代国家創生の英雄たちに続き、土地神たちが次々に降臨し、深い山や森に抱かれた集落・黒潮の轟きを聴く海辺の村の物語などを語り継ぎます。神楽は、集落の氏神を祀る神社での神事のあと、神々が村々を巡り、当夜の「神楽宿(民家または神社の境内に設営された御神屋)」に舞い入り、夜を徹して33番の「夜神楽」が舞い継がれます。神楽歌が歌われ、古格を保つ仮面神が次々に登場します。「仮面文化の十字路」ともいわれ、多くの情報を秘める「神楽」の現場を、長年、仮面の収集と研究を続けている「九州民俗仮面美術館」の高見乾司館長、日本のルーツ音楽を神楽に求め、全国の神楽を行脚している音楽家・三上敏視がご案内し、伝承者の皆さんや地域の人々と交流します。山郷や海辺の村に伝わる美味しい神楽料理や個性豊かな人々との出会いも、この旅の魅力のひとつです。



                         
・この企画は、「一般社団法人/九州学び舎(南阿蘇・長野良市主宰)」「九州民俗仮面美術館(宮崎・高見乾司主宰)」「伝承音楽研究所(東京・三上敏視主宰)」の共同企画として実行する予定で細部を検討しています。これまで別々に実施していた神楽フィールドワークが一つに合流し、実現することになります。このお知らせは最終決定までの概略です。神楽のスケジュールは現地の事情などによって変更になる場合があります。
・以上は私(高見)の行動スケジュールです。この他に延岡北浦神楽・高千穂押方五ケ村神楽・高千穂上野神楽・東米良中之又神楽・渡川神楽なども検討中。参加ご希望の方は
三上にご連絡ください。

お申込みお問合わせなどはコメントにてご連絡ください。