結局隠岐では夏休みだった

今は札幌にいるからだいぶ前のような気がしてるのだけど、ああまだ先週の話だったのかと思う隠岐の日々。
台風騒ぎで神楽探訪企画が流れ、稼ぎにならなかったけど、そのぶん波止(はし)という焼火神社の麓の集落の、海に面した松新さんのお宅に世話になり、思っても見なかった「隠岐の夏休み」ってやつをのんびりと結果的に出来て、BBQに混ぜてもらったり、いつも祭の船からチラッと見てた花火を岸壁からたっぷり見たり、昼間は近所の子供達が遊んでいる海に入ったりして、日焼けして、今、背中の皮がむけてます。
でも、誰もむいてくんないから一人で手の届くとこむいてる。
久しぶりだあ。
船(弁天丸)にも乗せてもらったし。
小型船で遊覧飛行、じゃなくて遊覧航行ね。

しかし、現地で「ニナ」と呼ぶ貝の尻高の類が伊豆の海より大きいので喜んでせっせと採集したのだけれど、同じように見えても種類が違って旨いのと不味いのがあるということなのね。
ぼくにはどっちもおいしく食べれるんだけど、ニナに不自由しない現地の人にとっては不味いやつは「猫またぎ」みたいなもの。

で、松新さんがサザエを「陸漁(海で採った人から陸でもらったのね)」してくれたので、それを茹でてオリーブオイルとニンニクでソテーしたら「わしらは肝は砂が入ってるから食べないし、身でも苦いところは食べない」って言われちゃった^^;

まったくド素人はサザエってだけで嬉しがっちゃってね。
トコブシは炊き込みご飯が旨い」とか聞くと、来年は一週間前くらいから行きたくなってしまうじゃないですか。無理だけど。