昨晩のたね蒔きジャーナル 7/4

7/4(水)

 永岡です、毎日放送ラジオのたね蒔きジャーナル、今日も水野晶子さんの司会、毎日新聞専門編集委員近藤勝重さんの案内で放送されました。近藤さん東京でひとり阪神の応援を続けられて、横浜ファンに、3位か4位になると未練が残る、ビリになるとあきらめの心境になり迷わない(泣)と言われたそうです。この方、般若心境の世界に入りたいと言われたそうです(泣)。しかし、未練はあるのです(泣)。あきらめる=明らかにする、ひとつ捨てる、だそうです(泣)。1位2位だと冥府魔道の世界(子連れ狼か!)、今の世相と一緒で鬱陶しいと言われました(泣)。

 原発のニュース、東電の会長&社長が福島第1,2を視察で、会長、取り返しのつかないことをしたと言い、事故を収束させて廃炉へのめどをつけないといけないと言っています。津波被害の施設を来年3月までにすると言うのです。福島県は6つの廃炉を求めて、東電は明確にしていません。

 大飯、明日朝発電を開始し、タービンの調整完了(わずかにズレあり)で、朝7時に再稼動となります。

 そして、小出先生のお話、原子力規制委員会の人選についてのお話がありました。安全を司る委員会のガイドライン、5人の基準が3年前まで調べられ、原子力関係者はダメ、同じ原子力事業者から一定額(年50万円)アウト、それで選ぶのですが、水野さん、今までこんな人でも良かったと驚かれて、小出先生、これまでは水野さんの言うとおり(泣)、原子力関係者が大学に移るなど日常茶飯、電力会社→大学と聞いてミズノサン唖然です。

 かつ、年間50万円アウトに関して、「もちろん出来ない」、原子力村は広い組織で、原子力学会で6000人はいる、電力会社の社員だけでなく、人選は容易なのです(泣)。新聞には人選できないと言うが、日本は原子力を進めると決めて、安全保障という始末で、それに沿うような人を選ぶのみ、「人材は山ほどいる」のです(泣)=小出先生には声はかからないのです(泣)。

 もし、小出先生引き受けるなら、安全保障削除+基本法に推進すると書いてあり、それをなくさないとダメなのです=国がやると決めたから誰がなっても同じ、引きずられるのです(泣)。

 50万円とあるものの、はっきり書かずに取引はある+たまたま50万円もらわなかった人もあるのです。

 近藤さん、選びようがあるなら、クレームはマスコミの仕事で、小出先生しっかりして欲しいが、近藤さん、経歴を調べるべきかについて、しかし、原子力への加担は調べて欲しいが、国がやると決めたから、それに引きずられるわけで、引き受ける=認める、であり、原子力推進で、中立もクソもないのです(泣)。

 福島4号機のプール、自動停止し、故障したのですが、予備の冷却装置も起動せず、原因不明で、水温が33.3度→冷却再開42.9度のことについて、もし冷却が再開できていない=どんどん上がり、100度を超えると蒸発して水が減り、核燃料が溶け出し(プールは10数mあるので時間はあるのですが)、冷却をしないといけない、ポンプ故障の原因がもし1週間わからないと100度を超えておしまいなのです。冷却停止で42度になり、小出先生、冷却は一番大切で、ちゃんと東電がやらないといけないのに、猛烈な被爆環境で作業員も被爆し、こういうこともあるのです。しかし、ここに核燃料があり、広島原爆5000発分のセシウムがあり、しかし冷却装置がトラブルはあり、1日で直ればOK、しかしこのプールは全国の原発にあるのです。

 また、キーボードを打つ手が震えました(泣)。小出先生のお話をお送りいたしました。

たね蒔きジャーナル、続いて、東電の株主総会に株主として出られた、経済ジャーナリストの萩原博子さんのお話がありました。萩原さん、たね蒔きは昨年に消費税のお話以来の登場と思います。萩原さん、お電話での出演です。

 東電の株主で、株価暴落、萩原さん総会に出られるギリギリの株数ですが、年金を運用する人は大変なのです。まず、当事者意識なし!萩原さん最前列なのに、他人事、勝俣氏、議長交代の動議にビビったものの、その後平然としていたのです。

 リスナーからメールが殺到、公的資金をもらうのに何故、給料が高いのかについて、株主もその反応であり、普通の上場企業並みというのは嘘、不祥事+破綻なのに、身を削らず電気代にボーナスを乗っけて、株主も激怒です。日本電源から買う契約なのに止まっており買えないのに、電気なしで1000億円!も払うのかと追求されたのに、ふつうの契約なら見直しなのに、契約破棄したら電気代は安くなり、しかしここの社外取締役に勝俣氏再選!勝俣氏平気であり、これは言われると思っていた模様なのです。しかも勝俣氏だけでなく、全役員はみんな辞めるのに、その後グループに天下り、それを追及された、答えは、こちらからお願いしていない、向こうから請われて(見返りなしにやるか!)なのです(泣)。

 猪瀬氏の、東電病院の問題、113個もベッドがあるのに稼働率20%、東電の社員、家族、OBのみで、これを売ったら20億にはなるのに、福島に人を送っていると言い、ところが猪瀬氏が立ち入り検査で土日に1人行っているだけと分かり、地域にベッドはどれくらいと決まっているので、東電病院があると他の病院が困るのです。一事が万事無責任+Q&Aがあり、のっぺらぼうの返答で、株主提案の経営の合理化にしろ、第3者がチェックできるようにしろ、本業をちゃんとしろなのに、これらも却下、東電の株に国の税金+電気代上げのみ、茶番劇でなのです。
 近藤さん、原子力村の構成員で、3・11以降株主も変わり、東京都の位置にいて質問があり、2.4%の筆頭株主、ところがこれから国が1兆円で最大株主になり、東京都は少数株主になり、他にも金融機関の株主がいて、もっと儲かるようにと言うのに、この始末です。猪瀬氏は脱原発の話はなく、電気代を下げろ、透明性を上げろというのです。
 リスナーより、関電は橋下氏が脱原発の提案をしたのに、東京都はしていない、脱原発していない、病院で意識を逸らしたかと質問があり、石原氏が立って脱原発ではない、脱原発と電気代、身を削ると山のようにテーマがあり、電気代を言い否決された。株主が、東電に、胸をはれる会社になれと言うのに、それを聞き流しているのです。  こうなるのは、経産省の問題で、電力は経産省と東電のタッグによるもので、国が1兆円入れて、余計にタッグは強くなったのです(泣)。萩原さん、JALのように破綻処理、金融機関に泣いてもらうしかないのに、国民の税金を1兆円使い無駄にした。ズブズブの経産省と東電がタッグを組み、来年はもっとひどくなるのです。リスナーより果てしなく税金が出るのかと質問があり、その通り、値上げに廃炉、使用済み燃料どころか、賠償金も入っていないのです。これらが電気代に乗ってくる、しかし社員のボーナスは出すのです。これを経産省+東電でやり、このコンビがより強くなった(国が大株主=国の天下)。東電の天下り経産省よりよく、経産省には宝が入ったのです(泣)。勝俣氏→下河辺氏で原発再開と
なり、無茶苦茶です。根本的におかしいが、そういう人が牛耳り、東京都は筆頭株主から落ちて、来年はもっとひどくなるのです。国民の税金で経産省、東電のやりたい放題なのです。が、昨日も東京で震度4、恐れる日々であり、これをストップさせる方策はなし。野田氏はダメ、政権を変えてもダメ、デモをやっても反対の声は届かない+再稼動の国が大株主、エライことなのです。

 萩原さんのお話、小出先生の時とは違う意味で手が震えました(泣)。近藤さん、節電について関西でやっているが、東京は福島が止まり節電で、しかし再稼動で節電とは、再稼動容認の雰囲気を作るのではないかと言われました。うまく節電キャンペーンに乗せられるというのです。なお、明後日の官邸デモは水野さん、東京からリポートされるそうです。これをお知らせいたしました。