今日はビデオ編集

ここのところ、神楽を見に行く以外は気功漬けの日々である。

16日は1日、名古屋で林茂美先生の気功講習のビデオ撮影。春に別のちゃんとしたものを作る予定なのだが、その前に練習がてらホームビデオ撮影で3タイトルほど作ってみようと言うことになったのだ。

低予算なので、撮影会場も立派じゃなくて雑音入るし、マイクもカメラのみだけど、林先生の「気」の入った気功指導と解説は、そんな環境なんか関係ないもんね、という説得力のあるものになった。
気心の知れたお弟子さんたち(ひとりは80歳!!)と一緒にリラックスできてライブな感じもあり、それもまた人柄が出てなかなかいい。

いちおうDVDにするのでタイトルを考えていたのだが、流行にのっかって「アンチエイジング気功」あたりにしようかな(笑)。
認知症予防のための気功法」「寝たきりにならないための気功法」など実用本位のコンテンツを打ち出せるのも林茂美先生ならではである。
そしてもうひとつは「心身をリラックスさせる静功と美容マッサージ術」。この極端な組み合わせも面白いんじゃないかしら。

これから編集作業が待っていて、単純な編集は神楽ビデオで慣れてるが、今度はテロップ入れたり、ちょと大変かな。

この企画、もともと西洋医だったのに中国の老師たちから直接指導を受けて日本気功界の草分けのひとりとなり、もっとも熱心な指導を続けてきた尊敬する林先生にもう一花咲いてもらおうということと、潜在的な実用的気功を求める需要に応えようということのふたつからのものである。

そして、今取りかかっている別プロジェクトは大阪の仙頭健子先生から依頼されている「新作気功」の音楽作り。常にテンポが変わり続けるので一筋縄ではいかないが、ほぼ出来上がりつつある。
これは「七禽戯珠」という、「五禽戯」の発展形のようなものなので仙頭先生が編集しているのだが、こちらはダウン症の子どもたちグループと一緒にやっていこうということで生まれたものらしく、僕のモチベーションも高い。中国の王沪生老師の監修の元で年明けには完成するでしょう。

日本でただ一人の孤独な気功音楽家(笑)、としてかんばります。
神楽は神人合一。気功は天人合一。僕にとってては底で繋がるし。