23日夜

micabox2007-07-24

吉祥寺のBLACK&BLUEというライブハウスへ。
今、京都のダブマロニクスのマロンちゃんが東京へ来ていて、連日各所でいろんなセットでライブをしているのだが、この日はヒゴヒロシくんと「アンノジョー」というセットで共演だということで見に行ったわけだ。

マロンちゃんは京都で何回かMICABOXライブをセットしてくれて対バンもしてくれたし、北海道に来たときは一緒に演奏したこともある若手の仲良しダブ音響系ギタリストである。

そしてかたやヒゴくんはもう四半世紀前からの知り合いのベーシストで「東京ロッカーズ」の頃、チャンスオペレーションで何度か札幌に来て、当時の僕のウチ、築50年の借家に泊まったこともあるし、そのあともフリクションや恒松バンドのメンバーとしても来ていたが、最近会ったのはDJとして来ていた 99年の白山の「RAINBOW2000」なので本当に久しぶりだ。

知り合った頃、聞いていた音楽が同じだったからその当時での昔話に花が咲き、東京に帰ったヒゴくんから10代前半に聞いていたポップスなどを入れたカセット「ROYAL STRAIT FLASH」というのが送られてきて、それにはデイブ・クラーク・ファイブやらハーマンズハーミッツやらレン・バリィやらいろいろ入っていて、今聞いても胸がキュンとするニクい選曲で、昔からDJの資質があったのね。


白山の時は「やあ久しぶり」ぐらいしか声をかわさなかったからちゃんと話すのは10年以上ぶりだろう、同い年なんだけど、相変わらす若い!!
そして僕の大好きなベースプレイも健在。この夜は同じ渋さ知らズの仲間のイソベジュンのドラムとのドラムンベースを基調とした演奏で、「あの頃」から「今」まで、しっかりと積み重ねられた音はかっこ良かった。

70年代のラリー・コリエルや、80年代のスリッツなんかを思い出しながら聞いていたんだけど、実はこういうリズムのロックならいつでもやりたい僕も深層にいるんですのよ。なかなか出てこないのですが。

同い年のヒゴくんが真の意味での最先端の音楽シーンを引っ張っているのには感動するし、嬉しい。あーいい夜だった。