@日比谷野外音楽堂

micabox2007-07-28

細野晴臣と地球の仲間たち」の会場入りは11時。
サブステージでの開演前の演奏役なのでめちゃ早い。
土曜日ということで道もすいており、10時40分頃に到着したがこの時は快晴で日射しが強く、暑さがこたえた。

セッティングはサクサクと終わり、12時前には終了、メインステージも大変なセッティングなのに順調に進行しているようだ。
で、予定表を見ると僕らのサウンドチェックはメインステージのリハが終わったあとの開場直前の予定なので5時間はある。
僕らの楽屋はエアコンがないので時々、まだ会場入りしていないメインゲストの楽屋に忍び込んでは涼を取っていたが、落ち着かないので隣の日比谷図書館に避難する。

少し貧血っぽい感じがしたので逃げたのだが、本があると読んでしまってますます頭がボーッとしてしまった。
仕方がないので楽屋に戻り、ベンチに横になりシリカブラックの粉末をなめて快復を待つ。シリカブラックは鉱物だし食用ではないが、けっこう細胞が元気になる感じがあるのである。

少し元気が戻ってきたあたりで、メインステージのリハが始まったので、見に行く。今回は出演者が多いのでリハをするのはヴァン・ダイク・パークスとか坂本、高橋、小山田グループとか、細野さんバンドなどの大御所たちである。
意外なことにこれらのリハが予定よりも早く始まり、どんどん進んでいく。リハが押したら持ち時間が減り曲目が少なくなる可能性があったので、やや覚悟をしていたけれど余裕のよっちゃんでリハ終了。僕らもちゃんとサウンドチェックが出来た。

開場も予定通りでサブステージのmiroqueちゃんのパフォーマンスが始まる。湿度が高いので僕はギリギリまで汗をかきながら楽屋の廊下で太鼓の皮にドライヤーをかけていい音が出る状態にしていた。

そしていよいよ僕らの出番。烏帽子をかぶったら会場に?マークがいっぱい浮かんだのが見えたぞ。へへ。
「ひねもす」から始め、「kamiuta」「forest」「風をあつめて」と4曲もやれたのはありがたいことである。
お客さんの入り具合も意外と早くて聞いてくれる人が多いのは嬉しい。わざわざ前を通り過ぎに来てくれた人もいたし、彩子ちゃんは花束ももらったりして。

途中スタッフから「MCで間をつないで」「UFOの話とか」という伝言が入ったので、しゃべりも入れ、なんか自分たちのライブをやってるみたい。開演3分前に演奏終了。出番は早くも終わり、最後のアンコールには混ぜてもらうまで端っこでコンサートを楽しませていただいた。

恵比寿に場所を移しての打ち上げでは、お三方もヴァン・ダイクも楽しそうにしていて最後までおめでたい一日だった。そして参加者の報告によればアンコールの「さよならアメリカ、さよならニッポン」の時に月の横にUFOが現れたとか。それを聞いた細野さんは「ほんと?それは良かった!!」とたいそう喜んでいたでした。