昨晩のたね蒔きジャーナル金曜版

3/30(金)

 永岡です、毎日放送ラジオのたね蒔きジャーナル、今日も水野晶子さんの司会、毎日新聞専門編集委員近藤勝重さんの案内で放送されました。今日は野球中継延長で65分遅れでした。

 原発のニュース、安全委員の斑目氏、辞めると言っていて4月以降も続投です。安全委、規制庁に統合なものの、発足できず、今のままです(泣)。

 月間川柳大賞、3月の一句、近藤さんの選んだのは「維新塾 マナー講座も ぜひやって」、水野さんの選んだのは「政治判断 いい野田ろうか 再稼働」でした。

 そして、水野晶子のどないなっとるねん、今日は国会の動向(消費税増税法案閣議決定)を、先週に続いて東京報道の神崎智大記者の報告でお話がありました。神崎さん、民主党のすったもんだの会議を取材されて、深夜まで取材して日付の変わるまで取材しているのです。

 先週来続いて決まったのが今週の火曜日で、朝の4時までかかり、初めて来る人も多く、前原氏に近いグループが多く来て、賛成派が動員をかけていた模様です。押切たい側は無理やりやるしかなく、無理やり拍手する空気づくりのために動員で(泣)、水曜の明け方、午前2時に前原氏が立ち上がり、ここから私に一任してくれとなり、部屋から出ようとしたら、部屋に怒号が飛んで、前原氏は出て来れず、小沢グループの女性がバリケード!結局、形では前原氏に任せられ、しかし反対派は認めず、混乱なのです。

 この法案、閣議決定され、当面野田氏は進めたいが、障害が2つ、国民新党小沢グループで、国民新党は分裂、亀井氏は消費税上げに反対し、連立離脱なものの、誰もついて来ず(泣)、まだ収まっていない、国民新党が連立しているか不明なのです。下地氏、元自民で、頭の切れる人で、策士であり、亀井氏は反対と言っている一方で、下地氏、野田氏らと接触して根回しをしていた模様です。

 小沢グループは、認めていないのが立場で、しかし盛り上がっているのか?4人辞表を出し、しかし小沢グループ政務官が10数人いて、これが一斉に辞めると言われていたのに、永田町では思ったより少なかったのです。小沢氏の側近が全員辞任を画策して拒否された(政権に残りたい)のです。

 リスナーより、話し合い解散、大連立について質問があり、自民がOKしないと通らないが、この2つは通らない。理由は橋下氏のことであり、橋下氏が国政を狙っており、民主と自民が手を結ぶと次の総選挙で橋下氏にやられる、つまり、橋下氏のために、野田氏と谷垣氏が仲良く出来ないのです。

 社会保障と税の改革と野田氏は言うものの、社会保障の中身がなく、今あるもののために増税させてくれと言っても通らないのです。

 国会は6月までで、それまでには無理、国会が伸びる模様で、その後に民主、自民の代表選があり、国会が伸びて、中身がしっかりしてくれと言うのが神崎さんの結論でした。

 最後に、近藤さんの、幸せの雑学、文章を書いていて、大事なのはものの見方、考え方、どう見るかであり、近藤さん30代の初めに大阪の劇場、小屋をルポして、2〜3か月楽屋に入るにかかり、踊り子さんを見るのに時間がかかる。犬を飼っていると、犬に飼われている、川端康成氏、犬は人なり、育てた人のようになり、人と人の愛には偽りがあるが、犬には偽りなしとなる。明るい朝が来ると言うが、寝たきりの老人、朝がつらい、夜より朝が悲しいのは逆の解釈で、税、原発谷川俊太郎さんの話で、嘘の中にウソを探すな、本当の中にウソを探せ、本当の中に本当を探すなとあり、嘘と本当、逆さになればどうだ。寺田虎彦氏、古いものと新しいものの話があり、人間は正義を持つと残虐になると司馬氏言っており、歴史の場面を言っており、一歩引くと、社会の通念を見るトレーニングが必要と言われました。自前の疑いを持つべきなのです。

 これからもたね蒔き、お知らせいたします。