今晩のたね蒔きジャーナル  6/26

6/26

 永岡です、毎日放送ラジオのたね蒔きジャーナル、今日も水野晶子さんの司会、毎日新聞ほっと兵庫編集長の平野幸夫さんの案内で放送されました。平野さん、裏切られたと言われました。平野さん、野田氏は顔がこわばり演説口調で、説得するべきなのに記者の前で演説して、追い込まれていると推測されています。法案の中身を平野さん見て、消された政府案に着目して、富裕層の優遇増税がなくなり、所得税増税もセットであり、自民の反対で削除され、金持ちから税を取る話がなくなり、さらに低所得者への救済策もなく、中間層以下の重税感が高くなるのです。社会保障と一体とは名ばかりであり、また平野さんは小沢氏に今回は大義があったと言われました。3党合意、談合政治、プレ連立を小沢氏が突き崩したと平野さん言われるのです。しかし離党のタイミングは難しく、処分も難しい(9月の代表選を見据えて)自民が不信任案を出せば小沢氏も乗り野田氏アウト、この2,3日の執行部と小沢氏の行動が注目とのことでした。野田氏、前も後ろも詰まっているのです。

 原発のニュース、大飯3号機、7月1日に起動であり、この日に制御棒を抜いて臨界にして、4日に送電、8日にフル稼働。4号機は7月24日にフル稼働で、7月14日から電力不足の懸念ありと関電は言っています。

 北陸原発の安全性に問題ありと,志賀原発の安全性を問う訴訟が提訴され、人格権、環境権を阻害し、被害の大きい原発には絶対的な安全性が必要で、活断層について、直下型地震の危険性を問うのです。

 オスプレイ、平野さん、ウィドゥメーカー(未亡人製造機)と呼ばれ、開発開始の2007年から30人!も死んでいると言われました。全国に危険が拡散されるのです。  
 今日の特集は予想通り国会のことで、東京報道の神崎智大さんの報告がありました。57人の造反は予想より多く、50人は行かないと考えられ、野田氏らは30人に行かないと考えており、だから多いのです。野田氏直々に反対派に電話もして、岡田氏も電話説得をして、しかし説得が上手でなく(泣)、民主党に残るとポストとかと言ったのにダメであったのです。しかし、造反は思っていたより多く、理由は鳩山氏が反対したことで、鳩山氏に近い川内氏ほかが欠席ではなく反対して広がったのです。野田氏の会見、憔悴に近く、気落ちして、スーツがシワだらけのヨレヨレ、ショックであったのです。

 小沢氏、やる気満々で、対照的であったのです。

 造反、近畿から9人で、この方々は2009年に増税と言っていないとして、次の選挙をどうやって戦うかであり、民主党の1年生議員、民主党の旗は立てられないほどなのです+増税原発再稼動では厳しいのです。なら、民主党を捨てて、増税反対で闘ったほうがいいとなるのです。賛成した中にも選挙を考えている人もいて、政党交付金もない、連合の支持なし(ポスター張りを連合がやってくれる)で、大阪の熊田氏、組合と関係が深いのに造反し、周りの大阪から大丈夫かと言われたそうです。
 小沢新党のことは、当面輿石氏の処分が出ず、小沢氏もすぐには党を割らないものの、グループの議員に、地元で報告せよと命じており(週末ではなく今日帰れと)、地元の意見を早く聞いてくることなのです。それでも残るのを小沢氏が見て、党の主導権を小沢氏は握れず、小沢氏の新党は、新政党とか言われており、女性党首の声もあり(まさかヤワラちゃん?具体名なし)、すぐではなく、神崎さんが取材していると、小沢氏、今週中に新党というニュースが来て、小沢グループの人はそれはないという反応で、最低でも次の週末を挟み、来週以降なのです。

リスナーより怒りの殺到で、政界は、民主・自民・公明の一体化で、小沢氏はそれと闘いたい、政界再編を仕掛けたい。増税反対ならどこでも組みたい(みんなの党、橋下氏、自民の増税反対派)のですが、具体的な話はまだです。今は維新の会、松井氏は連携を否定しており、橋下氏は何も言わずですが、維新の会は小沢グループと同じでトップの意思で決まり、橋下氏と小沢氏の連携はあり得るのです。以上が、神崎さんのお話でした。

 増税法案が通ってしまい、リスナーより消費税は大企業と高額所得者のためと指摘もあり、「造反を造反総理 批判する」との一句もありました。国会の外で最も喜んでいるのは財務官僚で、祝杯を挙げていると平野さん言われて、80年代から付加価値税を2桁にしたいと、20年30年の悲願がかなったのです。「大連立党の名前は 財務党」という一句もありました。  
 さらに、上田崇順さんが、医師不足のことを取材されています。2006年に奈良の妊婦さんが19の病院に搬送を拒否され、この方は亡くなられました。原因は産婦人科の医師が少ないことで、医師不足が問題になり、それで上田さん取材です。  大阪の妊婦さんを取材して、電車だと医師まで40分かかり、自転車で検診に行っているそうです。車道を走り、それも危険なのです。近くに産婦人科がないのです。総合病院でも、産めるところばかりではなく、地元では定員いっぱい、自治体を超えたところの病院で診察→予約に行き、不安なのです。妊娠が分かると医者を予約しないと大変なのです。分娩できる産婦人科の病院は少なく、いや減っていて、大阪府でも減っており、173(2005年)→153に減ったのです。 これが医師不足なのか、医師に聞いてみて、医師が偏っており、循環器で、生まれた子供の手術は可能になり、未熟児も対応可能になり、助けられるのですが、医療の恩恵は広がったのに、専門分化して、それを担う余剰人員がいないとダメで、総数より、医療の高度化でひとつのことにかかる医者の数がいり、開業医は減っているのです。産婦人科、小児科は救急、深夜が多く嫌がられるのです。都会に医者が集まり他が減るのです。
 医局制度(医局によりどこへ行くか決まる)ではなくなり、都市では高度な医療が学べて給料もいいとなったのです。医学部の定員は増えており、女性にとって、子供を育てながら医者をするのが大変で、医学部で、卒業して医者を続けられるか不安であり、みんなで考えないといけない。どういう要素があると子供を育てつつ仕事が出来るか(この状況が今ない)なのです。過去は女性の医者が1割以下、今は医学部の4割が女性、ヨーロッパでは過半数であり、女性の医者が出産で辞めなくていいようにしないといけない。病院の中に保育所ができないか(次の年度で受け入れでは遅い)なのです。

 平野さん、小児科医も大変で、勤務する人を自治体が支援しないといけないと言われました。以上が上田さんのお話でした。

 今日のたね蒔きをお伝えいたしました。