元号について
改元騒ぎがうるさいけど、このあたりのことは物分かりのいいあたしなので「仕方がないかな」と。
情緒的に考えとく。
でも、かつては元号だけじゃ足りなかったことを誰も言わない。ありがたみが減るからかな^^;
十干十二支を加えていたんだよね。
江戸時代を慶長から始まったとして使われた元号は36。
256年で36だから平均すると約7年に一回変わっていたから元号だけじゃ何年経ったかとかすぐわからない。
天変地異とか色んな理由ですぐ変えてた。
十干十二支だと60の組み合わせがあってこれは変わらないから前後60年、120年くらいは把握できる。
ちなみに神楽や祭の式年は数えで七年や十三年というのが多いので実際六年、十二年で干支(正確には十二支)が固定されてわかりやすい。
書物の奥付にこれは必ず使われていて、十干を省略して十二支だけのこともあるようだけど、その場合の時間間隔が前後12年くらいということかしら(^^)
ぼくが面白いと思っているのは元号の下の干支が斜めに書かれていること。すべてじゃないけど手元にある古文書の殆どがこれ。
なにか意味があるのか、デザインとしてなのか、誰か研究しているかしら。
ちょっとスキャンしてみました。