神楽につながる文化

昨日、多摩美での最初の授業があり、オリエンテーション中心だったけど、いつもこの日にはメラネシアニューギニア、オーストラリアなどの海外の祭りを見せています。
「トロブリアンド諸島 タピオカ祭り 」https://youtu.be/RKzV55g5VzY
ニューギニア ハイランドショー」https://youtu.be/iP3T9-aj6cM
そして毎年最後に、僕には懐かしいヨス・インディのMVを見ます。

アボリジニをフィールドワークする縄文学の研究者がいるけれど、ここのリーダー、マンダウェイ・ユヌピング氏は子どもたちに自分たちの本来の文化を教えるためにこのバンドを始めたといいます。
彼のこと、彼の気持ちを学生たちに説明しながら姿を見ていたら、ちょっとウルウルしてきてしまった。

神楽を教えることはこの列島の人々の「ほんらいの姿」の大事な部分を伝えることだと思っているので、自分のために見せているようなもんです。
Yothu Yindi - Treaty (Original Version)」
https://www.youtube.com/watch?v=Jf-jHCdafZY

こちらには各国のトライバルな芸能が一瞬出てますが、中国韓国はあっても日本はない。
神楽の「荒神」なんて、まさにぴったりなのに。日本文化を発信する立場の人が知らないから、日本は能や歌舞伎とかだけになっちゃう。鹿踊りもここに混ざればピッタリだね。
Yothu Yindi - Tribal Voice」
https://www.youtube.com/watch?v=bBYHWKPLEnE#t=253.661