昨晩のたね蒔きジャーナル 11/22

すっかり貼り付けたと思ってて、遅くなりました。

11/22(火)

 永岡です、今日の毎日放送たね蒔きジャーナル」、水野晶子さんの司会、上田崇順アナウンサーのアシストで放送され、大阪市長選、候補の平松氏と橋下氏の討論、大阪市民を交えてのものでした。本日は前半の生中継、後半は録音して明日の放送予定です。


市民より、将来に不安がある、出費が増える、それなのに増税であり、景気が悪い、自営業で収入も増えないのに出費が増えるのが不安、どういう具合に経済をよくするのかについての質問

平松氏:企業の雇用形態が変わり、商業と企業、雇用をどう作るか、景気を良くするのはものを流れるだけでなく、一部の人が儲けて後が来ない仕組みに問題があり、弾かれる人をどうするか、大阪は中小企業にいいものがあり、企業と仕事を欲しい人のミスマッチを減らす

橋下氏:大阪市に競争力がない、成長戦略、高付加価値都市、中継都市で成長させ、年2%、年に1万人雇用、空港、船の貨物増加、外からの人・物・金を呼び込む、このため大阪市大阪府をぶち壊し、上海、シンガポールと競争する


経済改革についての質問:九州に前いて、九州は景気がいい、トヨタの誘致に成功し、大分は日産が来た、大阪では家は売れない、家賃は上がらない、パイを増やすために何で経済をけん引するか

橋下氏:大阪はバッテリー、環境が強く、バッテリーは8割が関西、電力を蓄えて太陽光を活かせる、国際政略特区で、トヨタとは違う強みを発揮する。九州のトヨタ1社のみは危険

平松氏:梅田北に知識の集積、ベイエリアにも中小企業の技術力を生かして技術のふれ合いで最先端技術をネットワーク化する、生まれた技術を応用する力がある、全面支援する

橋下氏:特区は自分が力を入れた、平松氏は力を入れていない、住民サービスを平松氏がやり、この分担が必要

平松氏:特区は大阪府兵庫県京都府と神戸市、大阪市京都市の申請が認められた、関西全域で認められた(大阪だけで認められない)。大阪市の職員が構想を練っている、政令市だから出来る

橋下氏:特区の制度が出来てから兵庫や大阪市が入った、特区は自分がやった。民主党政権で、法案作成は自分がやった、これを知事がやらないといけない(市長は出来ない)

平松氏:特区の法人税減免はベイエリアで、自分と橋下知事、関西で申請しないといけないと決めて、府市協調でやった、話し合い、ハードルを高いと思うのではなく、結びつけないといけない


生活保護の問題、全国一であり、保護を受けている人より、期限付き保護、医療費一部負担を国に相談しており、これをどうするのか

平松氏:リーマンショック以降一気に増えた、納税している人から、働けるのに働かない、保護から抜けられない、一人だけで人生楽しいのか、ケアマネージャーが就労支援をしっかりやる。医療費は物凄く多く、半分以上が医療費、その中に不正があり、大阪市だけで変えられない、国に変えてくれと言っている

橋下氏:働けないものに保証はする、勤労の義務もあり、働ける人はやってもらう、働ける人がもらうことは厳格にする、支給条件は国に変えてもらう、不正を断つためOBも力をもらう。医療費は医師会にやってもらう。

平松氏:橋下氏の言っていることは2年前からやっている、ケアマネージャーから意見を聞き、医師会にも入ってもらっていて、全てのレセプトを点検して、必要のない診察をチェックしている。生活保護問題、先頭に立ち、大阪市がやっている、弱い人を必ず守るが不正は許さない、厚労省との接点も自分が迫った

橋下氏:今の大阪市では国に言えない、国に言えるのは東京都知事のみ、大阪都がいる


 ケアマネージャーの方より、30人の介護を担当し、1/3が生活保護受給、医療費が無料になり、必要な分だけ利用している人が大半だが、一部不正がある、一日酒を飲んで肝臓を傷めても医療費ただ、薬をもらっても捨てる人もいる、一方週に2回は医師に行きたいのに抑えている人もいる、不平等感があり、このままでは大阪市がつぶれる、これについて

 橋下氏:制度を完璧に実施する行政は困難、犯罪、府政もあり、どこまで処罰するか、社会を安定させるには、逃げの領域を作らないとダメ、今の大阪市は緩すぎる、市民感覚を汲み、もう少し厳格に適用する、告発も受けるが、職員に大変な労力になる

 平松氏:緩すぎるのは、どこが緩いのか知りたい。分かれば変えられる、法の不備であり、1950年から変わっていない、調べようとしても金融機関に答える義務がなく、法律の抜本改正を働きかけている、現場を見たら、身の危険の中でやっているひともある。現金支給も問題もあり、囲い屋を外している

 橋下氏:トップの現場に対する態度であり、朝鮮学校の支給を止めた、保護を止めて犠牲者が出ても、トップが責任を取るかであり、2割の人が働けるのに支給されているなら、トップの責任で基準を厳しくする

 平松氏:橋下氏は現場を知らない、現場がどれだけシビアか、暴力団のような人に脅される人もいる、プロジェクトチームを作っており、2年たった、新しい情報が大阪市から出た。外への滲みだしを防ぐため、情報を共有する、囲い屋はなくなった。しかし、別の手口もあり,不正を許さないため、警察OBの力も借りている


 教育について、大学の先生より、教育基本条例、政治と教育の関係が気になる、それについて

 平松氏:公教育は、大阪市は社会の入り口でマナー、しつけ、人格を育てるもので、政治と教育のかかわりを排除する、国粋主義を反省して出来たのが教育委員会、現場の怠慢があったものの、教育委員会がしっかりチェックしたらいい、大阪市は研修制度を2004年からやっている。

 橋下氏:教育への政治不介入がゆがめられ、政治的中立性は一党一派に属してはいけないことであり、選挙で選ばれた政治家、民意を教育に入れる、市長、政治家は教育に口を出せない、教育基本法、ルールに基づいてやっている、条例を作った議会はない、条例は政治の介入ではない

 平松氏:公職選挙法で政策討論をやっていいかについて、教育に政治が関与すべきでない、社会人として踏み出すために、悪影響のある教師は教育委員会がチェックする。教育基本条例に子供の姿が見えない、なぜ排除の論理を作るのか、社会を支える人を作るべき

 橋下氏:教育委員会に丸投げしていいのか、困った先生のこと、教育委員会のルールは政治が作らないといけない、教育委員会は選挙で選ばれない、選挙で選ばれたものが作らないといけない、条例は教育委員会の権限を保護者にも参加できるようにする、知事は人事権を持たない

 平松氏:評価を誰がするのか、子供に出来ない、子供は何をもとに伸びるか分からない、ここまで反対意見の多い条例をなぜ出すのか、なぜ今やらないといけないか不透明、全面的に条例に反対

 橋下氏:戦後の日本の教育が今までのものでいいのか、条例には多くの人が反対しているが、有権者の声はメディアに反映されない、朝日の世論調査でも条例賛成の声が多い、反対論があるからやらないというのはおかしい、有権者に聞く、変えるべきなら変えるのが政治、学者、教育委員会、インテリは反対するが自分はやる


 最後に、30秒ずつ、

 橋下氏:今の日本、大阪を変えるのか、今までのままで行くのかである。

 平松氏:大阪市をなくすことを言うこと、変えたらいけないものもある、市民の財産、命を守るためやる、上から目線が目立った


 と言うことで、続きは明日放送します。