昨晩のたね蒔きジャーナル 10/6

10/6(木)

 永岡です、毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、今日は千葉猛さんの司会、毎日新聞大阪本社論説委員の近藤伸二さんの案内で放送されました。今日は小出先生お休みで、本日初公判を迎えた民主党小沢一郎氏の記者会見に出た東京報道の神崎記者の報告がありました。


 裁判は4時まであり、会見は5時から議員会館であり、記者、カメラマンが100人以上いたのです。注目を集める会見は広いところでやるのに、小沢氏は狭い部屋でやったのです。


 小沢氏、和やかな様子であり、笑顔もあり、法廷で述べた陳述を読み、立って読みました。しかし、だんだん声も大きく、表情も険しくなり、小沢氏の強調していたのは、違法なことはしていない、検察が捜査するのが違法であり、国民に選ばれたものが、選ばれていない検察に捜査されるのは民主主義の否定と言い、これは論点のすり替えと神崎さん言いました。4億円がどこから来たのか、ゼネコンから来た金ではないかについては、説明する気は最初からなかった模様です。公判が進んでいるときに、外で言うべきなのかと反応して、国会での説明がいるのなら、3権分立はどうなると反応し、質問に答えなかったのです。質問の言葉尻をとらえて別のことを言い、鬼のような形相で言葉を返したのです。神崎さん、小沢氏は怖いと感じ、痛いところを突かれたと言うことで、厳しい質問に答える気はなかった模様です。


 TBSニュース23の松原氏の質問を、小沢氏が拒否し、4億円の融資は何のためかと松原氏が聞くと、フリーの記者の質問を優先すると言って拒否したのです。松原氏の質問には答えずで、新聞・テレビ局の質問には答えないとしていたのです。小沢氏、新聞、テレビの取材に応じず、フリーの記者、インターネットの取材には答えており、ニコニコ動画で1時間以上答え、テレビ・新聞は自分の発言を曲げていると語り、しかし、フリーの記者は小沢氏の意向に寄った質問をして、記者会見の意味になっていないのです。


 自分の都合のいいメディアにしか答えていないとの反応でした。


 今日の永田町、小沢グループはこの裁判はおかしいと言うものの、それ以外はまだやっているのかと、醒めているのです。野党は国会説明を求め、民主党内でもその声が多く、小沢氏が国会に出ても肝心なことはしゃべらないので、形だけでも出たら、野党の審議拒否がなくなるという意味なのです。


 小沢氏の、検察権力が自分を抹殺しようとしていると言う声に同調する意見は少なく、小沢氏が最大の権力者との見解が大きいとの神崎さんの意見でした。


 これについて、近藤さん、国民を軽視していると言うことと、4億円で疑問に答えるべきという反応でした。政治家は説明する責任があるとのことです。

 
 以上、今日は小沢一郎氏の会見についてお送りしました。今日の特集はイグノーベル賞のため、これは省略させていただきます。