昨晩のたね蒔きジャーナルなど 8/23

これから東京へ飛びます。
明日はポレポレ坐で「お神楽ナイト」です。
ゲストはハワイアンミュージックの第一人者、山内"アラニ"雄喜さんです。
http://za.polepoletimes.jp/news/2011/06/2011825vol.html


8/23(火)

 永岡です、毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、今日も水野晶子さんの司会と、毎日新聞専門編集委員近藤勝重さんの案内で放送されました。お風呂から上がってラジオを付けたらトラボロ負け…ケタクソ悪い!ヲイ、ナベツネ、イタコさんに頼んで正力松太郎の霊魂を呼び出してもらって、正力が出てきたら「何で原発つくったんや!」と文句を言って一発どついとけ!(笑)(しかし、これだけ巨人の悪口書いて誰も文句言わないものなぁ…反原発陣営に巨人ファンはいないのかな(笑)、あの大谷昭宏さんも巨人ファン辞めたし…(笑))。


今日は小出先生のお話はお休みで、軍事ジャーナリスト、前田哲男さんの語る被災地の自衛隊アメリカ軍のお話がありました。


 民主党の代表選、東京報道の神崎記者が報告し、前原出馬、議員会館で行われ、35名集まり、意外に数は多くなく、マスコミが100名以上集まりました。なぜ前原氏が今出たか、野田氏が増税を言って人気が冷えて、議員は地元で増税と言えない、野田氏では選挙で勝てないと、前原氏になったのです。前原氏、出馬しないとマイナスになるまで追い込まれているのです。しかし、前原氏献金スキャンダルもあり、民主党代表選は今まで小沢氏か反小沢氏かであったのに、小沢氏が前原氏を支援しないと前原氏、勝てないのです。小沢氏と前原氏が手を組む可能性もあり、小沢氏、本音では前原氏を推したい、鹿野氏を小沢氏評価しておらず、民主党をつぶしてはいけない、壊したら二度と政権は取れない、民主党は今総選挙になったらボロ負けするので、選挙に勝てるのは前原氏しかいないと言うことなのです。


京セラの稲盛氏、前原氏と小沢氏が手を組むなら稲盛氏が動く、稲盛氏、小沢氏とも親密であり、稲盛氏が動いた=小沢、前原氏が手を組んだ証拠と言うことなのです。前原氏、小沢氏の党員資格停止解除に反対しているものの、即小沢氏に擦り寄ったら国民の印象が悪くなるので、この姿勢を持っている、小沢氏、資格停止を争点にしないと言っていないのです(裁判で無罪にならないと解決しない)。永田町のムード、前原氏と小沢氏が組むなら前原氏有利であり、その条件、幹事長を小沢氏の側が要求し、輿石氏などがなる可能性もあるということでした。輿石氏が幹事長になれないなら、この話はご破算ということなのです。つまり、前原氏、小沢氏の動向を探っていたわけです。また、総選挙なしで総理は3人が限度、前原氏、最後のチャンスと出たわけです。また、細野氏も京大出であり、京都がキーになる、これは、近藤さんの解説でした。


 そして、前田さんのお話、沖縄におられて、前回広島・長崎に行かれて、平和問題を追っておられるのですが、前田さんの自衛隊のこと、被災地に入ったのが後であり、阪神・淡路の時と比べて、自衛隊は教訓を活かして即座に立ち上がり、96000人体制を2日後に展開し、立ち上がりは早かったのです。菅総理、5万人ではだめと命令し、関東大震災で11万人を自衛隊は想定し、それに匹敵する展開であり、国民、被災地にあったものだったのです。


 今回は原発事故、津波災害があり、破天荒な災害であり、11万人でも出来なかったこともあるのです。自衛隊の任務は「災害派遣であり、災害出動ではない」、本来の任務ではないのです、サービスなのです。札幌雪祭りの協力レベルであり、付随任務、出動の必要性が低く、訓練していない、必要な装備も備えていない、敵と戦う大砲に金をかけても、災害派遣の装備、訓練はなかったのです。原発事故で、一番発揮したのが東京消防庁ハイパーレスキューであり、自衛隊はそこまで出来ていない、それは本来の任務でなかったのです。しかし、原発はテロ対象になるのに、自衛隊、冷戦時代、ソ連に一番近い若狭湾原発が集中、西ドイツではミサイル攻撃でも防げる原発になっていたのです。日本の原発は軍事的脅威に備えていなかったのです。


 自衛隊、被災地で活躍したのですが、原発では、自衛隊23万人制服自衛官がいて、半分の隊員が災害派遣をして、武器を持たない(丸腰)で100日間いて日本は平和である、被災地は大変だが、日本の自衛隊の半分が丸腰でも安全ということは、これからどうするか、自衛隊は能力があったのに、活用されていないことについて、今後議論がいるのです。


 日本に災害庁が出来たら、アメリカは日本のそんなことを許さないと近藤さん問うと、アメリカは不愉快に思うだろう、どうアメリカを説得するか、日本が自己主張するか、世界一災害の多いところに原発を作った、そこに自衛隊をどうするか、日本国民が問われているのです。それをどうアメリカに伝えるか、です。


 トモダチ作戦田中真紀子さん、米軍の助けを借りたら、沖縄の基地問題はこれで終わりになると言われて、普天間がないと困るという意味であり、前田さん、沖縄の人たちはそれを気にしていて、トモダチ作戦海兵隊の作戦、それまでの沖縄にあった普天間辺野古を隠した、鳩山氏が辞めたのは辺野古のことであり、3・11以降辺野古は話題にならない、辺野古に基地がいると日本の世論が流れるのを、沖縄の人が懸念しているのです(普天間海兵隊が仙台で活躍したが、沖縄の人にとって海兵隊は犯罪をやる人という意味なのです)。これで、本土と、沖縄にずれが出来たら不幸なことなのです。


 この、本土と沖縄の温度差を作ったには政治家の責任であり、バイデン副大統領、来るべきものが来たと近藤さん指摘しています。自衛隊10万が災害のために動いて欲しいと近藤さん思うが、アメリカの意向が問題なのです。


 自衛隊を災害救助部隊に変えること、日本人の問題であり、日本人の自立性を見直すことになるのです。


 前田さんのお話は以上でした。私も、災害大国の日本には自衛隊より、サンダーバードみたいなのがいると思いました。以上、お伝えいたしました。