planB

micabox2009-12-27

田中泯振り付けによる舞踏公演、石原志保・踊り場作業5 「否連続」non-continuity の案内をいただき、見に行く。
久しぶりのplanBには、舞踏ファン、関係者がいっぱい。僕の知っているのは山梨考古博物館のSさんだけである。

70年代80年代、小樽に北方舞踏派があったりして、舞踏は少し縁があったが、それでも若い頃は「近くて遠い」存在で、熱心に見たことはない。でもこの数年、泯さんや山形の森繁哉さんなど、縁が出来てきてけっこう見るようになった。
ただ、まだ深いところまではわからなく、演者との濃密な時空を共有するという体験を味わっているだけなのだが。

この日の公演も、ここでしか感じられないその感覚が味わえて良かった。

そして公演後、別枠で餅つき大会。桃花村で作った有機の餅米で餅をつくのだ。せっかくなので「囃しましょうか」とメールをしたら「泯さんが笛持って来てと言ってます」と返事が来たので楽器を持って行っていたのだ。
一人で囃すのも淋しいので笛三本に締め太鼓に小さな締め太鼓をかついで行った。

泯さんが「二臼目でやりましょうか」ということで、一臼目のお餅をいただき、お酒も入って和やかになったところで、二臼目を囃した。花祭のメロディーを吹いたら、餅をついてた泯さんが「おっ、花祭だ、テーホヘテホヘ」と歌ってくれたのが嬉しかった。その場にいた人に笛や太鼓の上手な人もいて、さすがに泯さん人脈は深い。

みんな勝手に囃すという感じだったが、いい雰囲気になったんじゃないかな。