今月もやりました

デイジーの集い@CAY、5回目は告知で「期待しないでね〜」と予防線を張ったので、お客さんの出足は鈍かったけど、結局いつものように立ち見でいっぱいの盛況のうちに終わる。
今回は出番がなかったのでゆっくり楽しめた。
演芸の出演者もいなかったけど、急きょ入ったのがチャコさんとタムくん。ベテランと若者、日本人とタイ人、女性と男性、絵と声。いろいろ対照的なゲストでした。
チャコさんは「楽しいから見に来てください」と声をかけたら「行きまーす」と返事をくれたのでばばちゃんに知らせたら、ばばちゃんが「朗読お願いします」とお願いを。
実はこのお願いはばばちゃんが以前から温めていたプランでもあったのである。
そしてなにを朗読してもらったかというと細野さんの「歌詞」。何にしようかいろいろ悩んで出した候補が「ロータスラブ」と「ステラ」。会場入りしてから原稿を見たチャコさんは「ロータスラブ」をチョイス。歌で聞くのとはまた違った世界を「声優界の至宝」が聞かせてくれた。
チャコさんの声は「おバケのQ太郎」から「ガンダム」まで幅広いキャリアがあるので会場にいる全員が聞いたことあるし、もちろんファンも多かったから、お客さんは感動しながら大喜びだった。
タムくんは自分のアニメを上映しながらピアノを弾いた後、こんどはライブドローイング。便せんをビデオカメラで撮影して、絵を描いていく様子をプロジェクターで投射する。ただ絵を描くだけでなく、書いた紙そのものやタムくんの動作もストーリーの中に登場するようにしたりと、シンプルかつハイパーなライブドローイングだった。スゴイ才能である。
チャコさんには「おバケのQ太郎をタイでよく見ていました。タイ語に吹き替えてあったけど、そのこえはあなたみたいな声でした」と話しかけていた。
音楽もこの夜は、TICO MOON、伊藤ゴロー、4人の細野グループと、静かな世界が展開。伊藤ゴロー氏と細野さんのトークはミュージシャントークで面白かったし、ゴロー氏のギターで「細野さん初めてボサノバを歌う」という歴史的瞬間も見ることが出来た。