@渋谷AX

WORLD HAPPINESS大前夜祭第一弾として「寒空はだかカラフルロスタイムショーSPECIAL」なるものが渋谷AXで行われ、無事、成功裏に幕を下ろした。
実際は幕はなかったけど。

ゲストが春風亭昇太サケロック。前にも一度六本木スーパーデラックスでやっている顔合わせである。
昇太師匠がトロンボーンを吹くってあたりも意識しての馬場ちゃんプロデュースである。

去年はDELUXEを本多劇場でやって今回はSPECIALをAXでと、カラフルも順調に成長してまことにおめでたい。

僕はオープニングアクトとして、開場から開演までの一時間を担当。最初のうちはPCのiTunesから、未発表音源などを流して気が向いたら音をかぶせるという感じ。
指定席だし開演一時間前に着席する人はさすがに少なく、最初はほんと、広い客席に10人以下。
なんかへんな気分だったが、途中からストリートライブだと思って、勝手に盛り上げることにする。
思いつきで楽屋に戻ってデシュを持ってきて重ねてみたり、即興っぽいところが楽しい。
時折、知り合いが客席から手で挨拶をしてくれるのは、去年の野音と同じだ。

30分過ぎると徐々に席に着く人も増えてくる。ソロライブでこんなにお客さんが集まるなんてことはないから、ありがたい。
馬場ちゃんのおかげである。
しかし、なんですね、AXって客席から見た方が広く感じるハコなんですね。照明のせいもあるけど、ステージからお客さん一人一人の顔がよく見えた。この次客として入ったときは気をつけないと。あくびとか(笑)。
時間調整しつつ、最後の方は太鼓を叩いて盛り上げる。
そして、すぐに本編のオープニングへ。
ちょっとフライングしたかも。

お客さんはサケロック目当てが多かったようで、いろいろ仕掛けのあるカラフルスタイルの進行は戸惑ったようだが、最初から出演者が出てきて挨拶するライブは他にはないだろう、どうだ!!
ショーだからね。

寒空はだか春風亭昇太の間のつなぎに一曲演奏。その間に高座のセットをする。無駄な時間を空けないのが馬場プロデューサーの芸風なのだ。
昇太師匠はマクラを話しながら、ネタの候補を二転三転したらしいが結局「宴会の花道」を。
食べ物食わせると天下一品だなあ。

そしてコントタイムとの転換でまた一曲。
清水宏がスーツ姿で登場してWORLD HAPPINESS本編のPRをどうするかという宣伝会議のコント。
師匠もすばやく着替えて再び登場、はだか君とサケロックからハマケンも出てあーだのこーだの、パワーポイントを使っていかにものコントが続く。隣のNHKの仕事を抜けて林家彦いちも参戦。WORLD HAPPINESSにSWAのDVDプロモが乱入。最後はユキヒロさんのメッセージビデオが流れて、〆は清水宏に丸投げされてコントタイム終了。

そしてサケロックのちょっとシックなライブでショーは無事に終了。
フィナーレは昇太師匠もトロンボーンを持って「スーダラ節」。こういうのもカラフル恒例である。
こんなステージはAX史上初めてだったろうな。
もっといろんなことが出来そうなハコである。

そして個人的には今回のために作ったTシャツがしりあがり寿さんの漫画で、僕の顔も描いてあったのが嬉しかった。
ちゃんとまゆ毛が太いのよ。