猿舞座

micabox2008-07-06

4日、5日の浅草木馬亭「猿回し復活・考」のあとの6日、猿舞座は新宿の西向天神社で里巡りスタイルの猿回しを行った。
東新宿近くのこの神社は小高い丘の上にあり、江戸の神社らしい風情を残すいい神社だ。
本殿が珍しく西を向いているので「西向」という名前がついたということだが、なぜ西を向いているかというとそれは、太宰府の方角を向いているかららしい。天神社だからね。

開始時刻の4時頃には100超の人が集まっていた。子供たちも多く、いい感じ。
結局200人は超えたんじゃないだろうか。
炎天下でもなく、雨も降らず、鎮守の森は夏水くんもストレスが少ないらしく、木馬亭みたいにチンチン引っ張ったり、オシッコしたりということもなく、地面の石を掘りだしてかじるくらいのマイペースぶりで、結局いろいろな芸をこなして大盛り上がりで大道芸は終了した。

けっこうカゴ一杯の投げ銭もあった様子の公演だったが、それでもハードな旅芸人一行はこの日のうちに身延へ走り、翌日中に山口へ帰るという。たいへんな仕事である。

僕と同行者はその後歌舞伎町をすり抜けて、大久保でテッチャン焼きを生ニンニクと共に食べたのでありました。