@コモドホテル

micabox2008-05-23

朝、早起きをして8時にフェリー港へ伊勢大神楽の人たちを迎えに行く。
韓国のジジババの団体が延々と出てきて最後に日本人が出てきた。
夕べの船内では宴会になったらしいが皆さん元気そうでなにより。
バスに乗って港を出てからさっそく朝食。なかなか観光客には行けない食堂で庶民の韓定食を食べる。

晋州に着き、次は昼食。中国チームと合流して乾杯。そして昨年亡くなったという仮面作りの長老を偲ぶ「仮面展」のオープニングセレモニーへ。
若い作家たちが作った伝統を元にした創作仮面も並び、その仮面を使ったダンスパフォーマンスが披露される。
これも伝統的な民俗舞踊をベースにしたモダンダンスで、この分野も韓国はとてもレベルが高い。今日の出演者は釜山大学の教授で民俗美学研究所所長、そしてこの晋州仮面劇フェスティバルの芸術監督で、僕の韓式飲酒美学の師匠であるチェ・ヒーワン先生のプロデュースだった。

そして休憩した後、夕方から市内パレードへ。最初は伊勢大神楽と中国チームだけで繁華街を練り歩いたのだが、そのあと韓国チームと合流して大通りを歩く。
この韓国チームは何百人という規模で延々と太鼓を叩いたりしてにぎやか。最後には救護車までついていた。

そしていつもの南江という川の河川敷の会場に到着して一騒ぎをしてから、フェスがスタート。初日は軽い公演で、伊勢大神楽も20分ほどのものだった。

今夜は早めに解散しようかと言っていたら、チェ・ヒーワン先生たちがいつもの「平壌ピンデトク」の店で飲んでいるというのでばばちゃんたちと合流。これを食べなきゃ晋州に来た気がしなくなっているピンデトクを食しながら焼酎も飲んだ。