19日。ちょっと歌入れ

今日帰らなくてはいけないスタッフののなしたをバス停まで送り二度寝。昼過ぎにカレー好きのベジタリアンである茂理さんをインド・ネパール・チベット料理の「ヒマラヤ倶楽部」に案内する。高遠は札幌で行きたかった蕎麦屋へ単独で行くことにしたが運がいいことにこの二軒はすごく近くにあった。
マスターのジャンパル氏は亡命チベット人で訪米したり来日したダライ・ラマの食事係もするほどの人だが、僕を「ブラザー」と呼ぶ。以前は良く一緒に遊んだが店に行ったのは久しぶりである。東京から来た友人をたくさん連れて行っているのだが、みんな美味しい、東京に来て欲しいと言うくらいの味である。

ジャンパル氏はまた、日本にいる同胞にチベット民謡などを教えたりもしている。10年以上前に彼のためにモダンアレンジのカラオケを作ってあげたこともあり、ひょっとしたらそれはダライ・ラマの耳に入ったかもしれない。それを店で流し始めたので僕も久しぶりに聞いた。自分でCDに焼けるようになる前のことだからカセットである。「こんなの作ったっけ!?」ってのもあったりして。時間が出来たらDATから取り込んでCDにしてあげたいがDATデッキは故障中…。
蕎麦が終わった高遠も合流して「昔から今と同じようなことしてたのね」ということになる。民謡のモダンアレンジは天命か?

夕方から自宅MICA STUDIOにて二人の歌入れ。高遠はライブでもやっている「風をあつめて」を、茂理さんは同じくライブでやっている「ホーハイ節」と「豊年こいこい節」を録ってみた。

この日の食事はイモをふかしたり、生野菜を韓国味噌で食べたりシンプルにしたが、これがまたよかったなあ。