25日

micabox2006-12-26

新宿紀伊国屋ホールへ。
神田山陽にとっては恒例の新作ネタ下ろしのクリスマス独演会だが、去年はイタリアに行っていて、一昨年は見送ったので久しぶりの会である。僕にとっては二回目。
この会を見るためにずっと東京に居残っていたようなものなのである。
二日ほど前に「ビデオカメラ持ってますか?」と電話が入り、ちょうど神楽VJのために持ってきていたので客から撮影部隊に立場が変更になる。
会場には漫画家の花輪さん、森さんからの花が届いていた。
前半は舞台上手から手持ちで一時間、中入り後は下手の二階から三脚で撮影。手持ちの一時間はきついが徹夜の神楽を撮影しているのでなんとか撮る。
途中演台から舞台の前まで動いて行っちゃったりして慌てる。動くなら動くと言ってよ。
だからネタに集中できなかったのであるが、重層的な構成で江戸時代と今、古典と新作、文学性と娯楽性などを行ったり来たり。そしてこれからの自分の覚悟も表現しようとしていたのだろうなと感じた。映画なんかからヒントを得た荒唐無稽の爆笑ネタみたいなのを期待していた人には多少重たかったかもしれないが、講談だからね。たぶんSWAでそういうのやるのでは。
終演後舞台裏には作家の獏さん、北海道の衆議院議員逢坂さんなど友人知人が集まり、そのまま打ち上げへ。
今夜も「和民」だ。ゆうべエンケンの打ち上げで「和民」の上手な注文の仕方というのを学習したのだが、予約の都合で飲み放題のコースであった。残念。
前日が朝までだったので、この日は一次会で辞した。