民族交流

micabox2006-10-16

夫イタリア人、妻日本人の夫婦を講談師の友人が連れてきて我が家は民宿となる。夫アンドレアはイタリアの「語り」をする俳優だということだ。
16日、アンドレアがアイヌに興味があるということで久しぶりに二風谷へ行くことにした。
札幌在住の漫画家のKHさんを誘ったらちょうど空いていたので一緒に行くことに。
素晴らしい秋晴れのドライブで200kmちょっと走る。
萱野茂アイヌ記念館を訪ね、これまたちょうど二風谷にいた志朗さんにいろいろ解説してもらった。KHさんは外でなにやらスケッチに余念がない。とにかくいつでも何か書いている人だ。
夜は札幌の大好きな中華料理店「ふんよう亭」で宴会。家に戻ってからも盛り上がる。
17日夜、以前から家人が会う予定だった白老アイヌのN氏ともちょうどいいタイミングなので引き合わせたらまたまたいろいろ盛り上がる。アンドレアの顔を見て「近所にこんな顔したおじさんがいたなあ」と言われて喜んでいた。アンドレアはかつてイタリアにいた古い民族の事に詳しかったのでアイヌに興味があったらしい。
またN氏によれば、一時期ヨーロッパでは「日本に白人がいるらしい。それは我々の先祖かもしれない」という説が有力だったとか。
そして日独伊の三国同盟も「日本に白人がいるから」という理由で仲間に入れることにしたとか。初めて聞いたけどありそうな話である。
というわけでここ数日は民族交流で仕事にならなかった。