昨晩のたね蒔きジャーナル 8/30

今日も永岡さんがまとめてくださいました。

8/30(火)

 永岡です、毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、今日も水野晶子さんの司会、毎日新聞ほっと兵庫編集長平野幸夫さんの案内で放送されました。今日も民主党代表選のニュースで、小出先生のお話はお休みでした。


 今回は、新総理誕生の舞台裏を東京報道の神崎記者が伝えてくれました。昼間、首班指名選挙を取材し、その後民主党本部を神崎さん取材されました。民主党本部は狭い建物で、野田氏、役員室で組閣しています。樽床氏、大臣をやりたかったのですが、輿石幹事長の指名で幹事長代理で、あまりうれしそうではなかったのです。


 輿石氏、永田町から見たらよく考えられた人事で、小沢氏に近く、参院は野党が強く、輿石氏は参院をよくまとめており、輿石氏が言うなら納得する議員も多く、それを狙った人事です。


 野田総理、ときめかない総理とのリスナーの指摘がありましたが、永田町も同じ感触であり、今まで菅・鳩山であり、増税路線、あんなに受けの悪いことを言い続けていると、政策通の議員の評価は高いのです。国民の受けのいいことを言って評価されないのが永田町です。


 野田総理有権者周りは軽自動車で、東京ではセンチュリー(黒塗り)、地元と違う顔を東京で見せている、二面性のある人との指摘もあるのです。


 どじょうの話、前原氏よりしゅっとしていない、話で笑いを取っていたのです。野田氏の演説は永田町で評価が高く、印象に残るフレーズ、野田氏が言って、野田氏、解散をしないと言うことで評価された模様です。民主党の議員は選挙におびえており、2年後の任期満了まで待ちたい、その点で、解散を否定したのが強く、前原氏の失速は、前原氏、負けると覚悟しており、小沢−前原の連携の話もあったものの、それはなくなり、幹事長のことで折り合わず、それで、野田氏、幹事長を輿石氏に任せたわけです。


 海江田氏、1回目1位でしたが、昨日はつらそうな表情で、演説への高揚感はなく、カメラの前に出るのがいやであり、海江田氏、小沢氏の支援を受けてもうまく行かなかった、小沢氏の支援を受けるなら、自分の言いたいことを言えなかった、海江田氏の話は印象がよくなかった模様です。海江田氏、原稿の一部を飛ばしてしまい、海江田陣営、スピーチの悪さを懸念していました。


 で、小沢氏、輿石氏を幹事長にできて、これは勝ちである、しかし、小沢グループも1枚岩ではなく、誰を推すか、アンケートで決めるなど、末期的な状態、それほど決め手がなく、それで海江田氏を推したのです(アンケートで多かったのが小沢氏に一任!)。誰も、モノを言えないのが小沢グループの実情です。小沢グループ、ベテラン、若手、参院と3つのグループがあり、しかし、メンバーの数が減っており、それを隠すためにまとめると言うのです。今後、小沢グループの弱体化もあり得るのです。


 神崎さんのお話は以上です、これを、お伝えいたしました。