昨晩のたね蒔きジャーナル 8/29

今日も永岡さんがまとめてくださいました。

8/29(月)
 
 永岡です、毎日放送ラジオのたね蒔きジャーナル、今日は民主党代表選スペシャルであり、水野晶子さんの司会、毎日新聞ほっと兵庫編集長の平野幸夫さんの案内で放送されました。小出先生のお話は今日はお休みです。


 そして、民主党代表選、民主党泉健太議員(前原グループ)の話があり、大変だった模様です。先週、前原氏の突然の出馬となり、前原氏、当初はその予定はなく、しかし代表選が盛り上がらず、国民の支持が野田氏に集まらず、それで前原氏出馬したのです。前原氏は謝罪から始める選挙でハードルが高かった(外国人献金)のです。前原氏は小沢氏の処分を最も強く支持して、それもマイナスであった模様です。


 そして、政治評論家の有馬晴美さんのお話、先週金曜に有馬さん、2番手になった人が勝つかも知れないといい、その通りで、なぜ野田氏になったかについて、最初は月刊誌で大連立・増税と小沢氏との対立を打ち出し、自民党と連立すると大臣の椅子が減り(自民党入閣のため)、そのため、野田氏、トーンダウンして、それにより民主党の応援団が戻ってきたのです。


 今回の代表選、全員が小沢氏の顔色を伺い、海江田氏、小沢氏に寄って票を集めた、しかし、野田氏、民主党が考えを統一しないと分裂する、それで、野田氏では選挙に勝てないと前原氏が出たものの、前原氏に国民的な支持が高く、それを利用して解散されると思った若手が野田氏に戻り、この結果です。その後、小沢氏の影響下にない人を選ぶと言うことで、野田氏が勝ったのです。


 次の選挙のために、国民の人気の高い人を選ぶべきなのですが、前原氏、献金問題もあり、野党から攻撃され長持ちしない、人気を軸に選挙をされたらエライこととなり、自民党はそうですが、個人商店で、自分の考えを支持してくれる人を選んでいたのに、今の民主党は生きるか死ぬかで、民主党を守れる人と言うことであり、民主党二人失敗して、次も失敗したら自分もヤバイ、なら、当たり障りのない野田氏がましと言うことなのです。


 平野さん、野田氏が選挙に強くないので、自民党はほくそ笑んでいるのでは、ということと、小沢氏の力に陰りがないかということについて質問があり、予想外の差であり、しかし、有馬さん、予想通りの差であり、海江田氏、推薦人20名集められず、小沢・鳩山氏の支援で1回目に140票集めた、集票力は180が限度、海江田氏は小沢氏の代理で、小沢氏ほどの力なし、1回目で勝てなかったら、小沢氏サイドはアウトでした。


 小沢氏、無罪になったら来年は代表選に出たい、しかし、自身の弱体化を見て、小沢氏、鳩山、菅氏の失敗で、野田氏も失敗するかも、また、野田氏の今後によりどうなるかで、小沢氏、来年9月が勝負であり、今回は民主党は分裂しないが、来年小沢氏が負けたら、民主党は分裂するというのが有馬さんの見解でした。


 再び、泉さんの登場で、野田氏、全ての人を納得させる人事は出来ない、2大政党制、それを出て新しい党で勝負しにくい、昔ほど、トップの号令により大量離脱は難しいということでした。


 官房長官に藤村氏(永田町でもその話題)について、女房役、自分のことを知り尽くした人が適任であり、有馬さんが心配するのが、野田氏、管内閣の主要陣営で、顔ぶれが変わらないと国民はまたかと思う、失敗した大臣を使えない、前原氏は献金問題、仙谷氏は小沢氏との確執があり、そう力のないひとしかなれないのです。野田氏、党内融和と言うなら、それで収められたら、民主党自民党に対抗できる、しかし、人事で失敗したら、民主党は終わりとのことでした。


 私としては、小出先生の実直なお話を書き起こすのと比べて、こういう政治の生臭い話は書き起こして疲れます(笑)。以上、お伝えいたしました。