6/10のお知らせと昨晩のたね蒔きジャーナル 6/2

一昨夜の辛酸なめ子さんとの「お祓いナイト」@六本木・新世界は、とっても面白かったです。やっぱりなめ子さんは計算なしであのキャラクターなのでいいですね。
そして10日にはまた違った雰囲気の人たちとジョイントします。
4月の「ネオネイティブミーティング2011」で出会ったラビラビのライブに誘われました。
http://www.rabirabi.com/top/top.html
会場が大きな音を出せないので太鼓を持ち込むことはないですが、ラビラビはいろいろパーカッションを使うグループなので、何か借りてやろうかな。
神楽VJもやるつもりです。
  「Neonative Salon 〜ちいさなお神楽の会〜」
 19:30 start  チャージ:2000円
会場は三軒茶屋の「カフェ・オハナ」です。
http://www.cafe-ohana.com/access.html 
よろしくお願いします。

以下、たね蒔きジャーナルです。

今日も永岡さんがまとめてくださいました。

6/2(木)

 永岡です、毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、今日は小出先生のお話はお休みで、国会報告、被災地報告が行われました。千葉猛さんの司会、毎日新聞本社論説委員の池田昭さんの案内で、国会のこと、池田さんまず「たまらん」とのことでした。コップの中の権力ゲームであり、被災地のためにと政治家が言っても、国民は信用していないのです。


 毎日放送松井記者のお話で、今回、鳩山氏が退陣の話を取り付けたのは、当初90人の造反があり、それなら不信任案可決となり、今日11時より菅−鳩山会談で、鳩山氏がこの数字を示し、また小沢氏ら150名の離党があり、民主党崩壊になる、それでもいいのかと鳩山氏が菅総理に退陣を受け入れさせたのです。鳩山氏、菅総理に花道を用意して退陣させ、この話を聞いて小沢氏は変化し、反発したのが松木議員一人なのです。

 小沢グループ、離党、党を割るより、菅総理が代わってくれたらいいと言うことで、小沢グループ、テンションが上がっていたのに、その後しぼんでいる模様です。

 代議士会の最初に鳩山氏が発言し、菅総理も納得行かずに苦い表情なのです。

 池田さん、政局は情報戦であり、小沢、鳩山グループのことで、情報戦、執行部は岡田、枝野氏が会合して今日の段取りを決めて、菅退陣でないとダメとの話になり、亀井氏、鳩山氏を呼んだ模様で、不信任賛成の鳩山、原口氏らにしゃべらせて、小沢グループの発言が正しいと言うことではないとの指摘がありました。そして、被災者を無視した話なのです。政治家ではなく政治屋、川口村長がいい加減にしてくれというのも当たり前なのです。

 本会議の採決、議場をウロウロしている人が多く、急遽方向転換した人があり、賛成票を投じる人に方向が変わったことを伝え切れなかった模様なのです。松木氏、同僚議員に囲まれて説得されつつ、涙して賛成した模様です。

 菅総理の様子、大島氏の説明時に、目を閉じており、時折目を見開く=居眠りであり、この中の居眠りに松井さん驚いていました。

 菅総理の退陣時期ははっきりしていない、鳩山氏は今月中としているものの、菅総理がどこか明確化せず、岡田氏もはっきりしていない、第2次補正の8月までかも知れないのです。退陣のタイミングを巡りまたもめそうです。次は自分と色めき立っている人も多く、小沢グループ、また負けられず、今度は勝ちたい、党内抗争の火種になりそうです。リスナーも呆れています。以上が、松井記者のお話でした。聞いていて、あまりのお粗末さに唖然です(泣)。小出先生が聞かれたら、どうコメントされたか、想像できません(泣)。

 しかし、増税は、復興のスピードが上がらないのに早まっています。

 原発、汚染水の移送先として、復水機に移す(トレンチ、地上まであとわずか)のです。4月にも玉突き移送があり、汚染水、2ヶ月前に逆戻りです。当初の計画量一杯で、今月汚染水処理施設が稼動なのですが、それまで持つか不明です。

 そして、全国父子家庭支援連絡会代表理事の片山知之さんのお話です。親を亡くした子供が多く、父親が職場で無事、母親が亡くなった家庭が多いのです。

 片山さん、被災地に行かれて、義援金が集まらない、シングルファーザーに届けたいとして陸前高田、宮城を回ったものの、父子家庭、生きていくのに必死であり、大変なのです。避難所、プライバシーもなく、父子で頑張っているのも大変、気の抜けたときに大きく圧し掛かるのです。

 今回、震災により、奥さんが午後突然いなくなり、離別で、父子家庭、生計を一人で立てるのも大変であり、子育ても母親任せのお父さんにはこれからが大変なのです。

 問題点は、被災者の全てが死別であり、死別の一人親、遺族基礎年金(ご主人がなくなったもの)が、奥さんが亡くなると受給は第一子であり、月8万円、父と同居だと子供に受給権がなく、母子家庭にはあるものが、父子家庭には少なくなるのです。父親が働いて収入があるからいいではないのです。

 残業、早出、出張がサラリーマンにあり、滅私奉公、子供のために早退とか父親はできないのです。リストラの対象にすらなり、自主退職もあり得ます。そうなると賃金は1/3になり、収入が追いつかないのです。

 さらに、生活が落ち着き、復興が進むと、母子家庭、就労支援があるのに、父子家庭にはなし、事業資金、低金利貸付も父子家庭は該当しないのです。片山さんたちが立ち上がるまで、父子家庭は置いておかれたのです。

 今回の震災で父子家庭が増えて、新聞、メディアの協力もあり、政局もあり、政権交代で父子家庭援助も進んだのに、当事者が声を上げないとダメなのです。

 突然、奥さんがいなくなると、今の生活は崩壊する、そのことを考えて欲しいのです。子供が小さいと、ママさんのコミュニティに加われないなどの問題があります。学校行事、いつもは父親の参加は少ない、父親には苦しいのです。助け合い、声の掛け合いが必要なのです。

 被災地には、支援より、つながりたいとのことで行ったのです。被災地より、心強いですと言われて、片山さんも勇気付けられています。お父さん同士が悩みを打ち明ける機会が必要なのです。陸前高田、シングルファーザーの支援ネットワークが出来つつあります。7月には立ち上がる模様です。

 行政の支援は、母子家庭にある支援、技能訓練の習得(看護師、保育士)を国が面倒見る行為、保育士に男性がいてもいい、支援制度をやってほしいとのことでした。今の子供が大きくなり、父子家庭になったときに、自分たちと同じ苦労をしてほしくないとのコメントがありました。

 父子家庭は日本に10万世帯近くあります。

 被災地からのお話、いつも深刻です。以上、お伝えいたしました。