@新宿常圓寺

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所チベットハウス・ジャパン)が主催の「チベットスピリチュアルフェスティバル2009」というイベントに行った。
今インドで再興しているタシルンポ寺から僧侶が来ていて、法要や砂曼陀羅を作ったりといろいろ仏教儀礼をが行われるが、見たかったのは仮面舞踊のチャム。ビデオでは見たことがあるがやっぱナマを見てみたい。

開会式の途中から顔を出したら、お祝いの食べ物が配られていた。バター茶とナッツごはん。タイ米をココナッツミルクで炊いたような甘い味で、お祈りをした後お坊さんたちと一緒にいただいた。
4時から外でチャムが始まった。まずダライ・ラマの写真を飾ってから祈りの儀式が始まる。8つプログラムだったが、祈りだけのものもあり、踊りも面を着けないものがほとんどで仮面を付けた踊りはひとつだけだった。
鹿と水牛の面をかぶった二人舞だったが、本当は12人とかで舞うらしい。
今回は8人でこなすので仕方がないか。

8世紀に始められたというこのチャム。
見ていると神楽との共通点はいくつもあった。短絡的に結びつけることは出来ないが、神楽は密教-修験道の影響が大きいので関係はおおいにあるのだろう。これからこのあたりも調べてみたいと思った。
東京では5日にもう一回あるので是非どうぞ。
札幌や長野、新居浜でも行われます。


期日:5月1日(金)〜5日(火) 
  ※仮面舞踏(チャム)の上演
    1日(金)16時〜17時
    5日(祝)14時〜16時
会場:常圓寺
http://www.joenji.jp/annai.html
   (東京都新宿区西新宿7−12−5)
料金:1日券1500円、通し券5000円

http://www.tibethouse.jp/event/2009/festival09/index.html