12月8日

micabox2007-12-09

神楽三馬鹿のうちのふたりで遠山へ。13時着。霜月祭りを見に行ったのだがマヌケにも二人とも8日を「第一土曜日」だと思いこんでおり、目的地では祭りはすでに先週終わっていた。ホントの「あとの祭り」である。
運悪く第2土曜はどこもやっていなくて、奥三河とか他の地域もこの日の祭りはナシ。地元のおじさんおばさんたちにあきれられたり「そりゃ悲しいね」と言われたりしながら二人はヘラヘラとマヌケ顔のまま。

で、方針を変更して遠山まつり神社ツアーを挙行。僕らは聞き取り調査とかをしているわけではなく「祭り体感派」なので、祭り以外の日にゆっくりと現地を訪ねるということはほとんどなく、この機会にのんびりと見て回ろうということにして「これ幸いになればいいなあ」という感じであった。

まずはハズした白山神社から。神社の中にも「入っていいよ」と言われたので入れさせてもらって、壁に貼ってある舞の順序を書いた紙とか、いろいろ写真に収める。祭りの終わった湯立のかまども美しい。
そして10日に祭りをする木沢の正八幡神社へ。山から切って来たのであろう榊の束が神社の前に立てかけてある。写真を撮ったりしていたらガソリンスタンドのおねーさんが、拝殿にあるポリタンクに灯油の給油をしに来たりして。
祭りの前の雰囲気だなあ。

近くにある鎌倉商店はヨロズ屋さんみたいな小さな店で、前回来たときに昭和時代の古ーい文房具のデッドストックを喜んで買った店なのでまた覗いてみる。
ここでも奥さんとマヌケな失敗話をしながら情報収集。店はちょっと品揃えを整理したらしく「懐かしもの」は「コーラ消しゴム」だけだった。前はもっとあったのにいみたいな話をしたら「インターネットにそんなこと書いていた人がいたって話を聞いたよ」と。「それ僕です、ワハハ」。

そして次の神社へ。そしたらここがすごかった。
何がスゴイって、「気」がすごい。
そんなつもりはなかったのにある場所に来たら二人揃って「おおっこれは!!」と声を上げ、「すごいすごい」と大騒ぎ。連れはバリの祭礼などのフィールドワークをしているのでこの辺の感覚は身についているし、僕は気功音楽家ちゅーやつでもあるし、二人はかなり喜んだぞ。
このあたりは中央構造線が走っていて、かなり特別な雰囲気の場所であるが、これもそのひとつなのだろうか。神社があるところは基本的に風水の良いイヤシロ地なので気の良いところが多いがこれほど出ているところはないんじゃないか。
これは祭りで人がいっぱいいるときに来たら感じられなかったと思うので、今回はこれに呼ばれたのか、と納得。久しぶりの大収穫でしばし気浴の時間を過ごす。

あの、まだ「気」を感じたことがないという人は是非、ここに立ってみるといいと思う。この感覚がわかれば他の場所でも感じられるようになるかもしれないな。多分僕らはこれから何度も通うでしょう、ここへ。

そのあとも神社を見て歩き、昼食をとったのが午後5時。気を浴びたのでお腹がすいても全然平気だったのである。
そして丸西屋という手打ちそば屋さんでそばを食べながら、またお店のお母さんやお客さんと今日のマヌケ話。そばも美味しかったし、リンゴの天ぷらも美味かったす。この次は冷や奴でお酒も飲みたい。
http://www.mis.janis.or.jp/~shogachi/

そして帰りも我々は真っ暗になった気の神社に再び寄って帰路へとついたのであった。
たぶん11日にまた行くでしょう。今度はちゃんと祭りも見に。