熊野へ

朝10時、宇治山田でレンタカーを借り熊野本宮へ。タクシーの運ちゃんが「休憩しながらで6時間かな」と言っていたけど熊野市まで2時間半、そのあと瀞方面経由の山道を走って約1時間。2時頃には本宮に着いた。
本宮にお参りをして宝物館を見学。入館料300円。「中世修験信仰の…」とかあったので期待したが、あまりたいしたことなし。
たいしたものはあるのだが、好みのものがなかったということかな。
その後2年前に奉納演奏をした大斎原へ。
祠の前で男性が一人「あー」とか「おー」とか言いながら独自のお詣りをしているので邪魔をしたら悪いなと思い、しばらくベンチに寝転がる。そのうち二人の女性が近づいていったらすぐにやめて立ち去っていったのでその後お詣りをする。
お詣りを済ませ泊めてもらう「熊野出会いの里」へ。麻野吉男さんがやっている自然農法の実習の場のようなものだが、いろいろなセミナーやワークショップもやっているところである。
行ったらまだ畑の芋掘りが一仕事残っているというので湯峰温泉へ。車で10分くらいのひなびた温泉場である。2年前はちょいと立派な川湯温泉に行ったが、ここは公衆温泉もあってなかなかいい。「薬湯」という源泉かけ流しで石けんシャンプー使用禁止の湯を選び入る。
熱めの湯なので足湯、半身浴を中心にたっぷり。いい温泉だ。
戻ってから新米の玄米と野菜中心の食事をいただきながらいろいろ話をして就寝。いつもは母屋の二階に泊めてもらっていたが、今回は移築した古民家にひとりで泊まることに。