綾町に宿神という地名があった!!

先日はじめて訪れた宮崎県綾町。
他とは違う落ち着きを感じたんだけど、地元の人と話をしていて縄文時代のことを尋ねたらすぐ近くまで海だったと。


そうか、伊勢か!!と、その時腑に落ちた。
伊勢も神宮から広がる森が醸し出す雰囲気、流れ出る気が心地いいのだけど、照葉樹林の森を守り続けてきた綾町もかつては伊勢のようだったんだろうな、と思った。
まあ、昔はあちこち、伊勢みたいなところがいっぱいあったんだろうけど、開発や都市化で少なくなってしまった。綾町は数少ない貴重な環境を守っている。


そして郷田美紀子さんからまた面白い話を聞いた。
綾町の綾はかつて亜椰と書いたそうだ。これは亜耶かもしれない。そして伽耶と関係あるかもしれない、とイメージが広がる。


そしてまた、これは高見乾司さんが詳しく報告してくれるだろうけど、綾町にはなんと「宿神」という地名があって宿神の祠もあるそうだ!!。
海面が下がって湿地が広がり、そこで渡来人が稲作を始め、縄文の神々と融合して日向神話となった、というわかりやすいストーリーが展開したんじゃなかろうか。


「宮崎アースダイバー」の出番?
僕は早朝帰らなければならなかったけど、宿神を訪ねて現地調査した高見さんの報告を待って、中沢さんに勧めてみるかな。