今夜はカフェオハナで神楽VJ。テーマは「神楽と民主主義」

今日は「神楽と民主主義」というテーマだけど、神楽の中の民主主義というよりは神楽は民主主義とどのような関係にあるのか、を考えたいと思います。。
日本は憲法のもとでの「民主国家」として国民の自由と人権を保証しなければいけないが、民衆はそれをチェックするために、これまでの多様な文明の積み重ねの上に生きているスタンスに立ち、時に個人を超え、自由も限定した文明の良さも取り入れて「日本列島型民主主義」が模索されてもいいのではないか、という感じです。
「私たちは今日、「国家」と呼ばれてきたものの内容と組織の原理が、大きく変貌をとげつつある時代に暮らしながら、国家の先に出現する物の本質を、なんとか見通してみたいと考えている。そのときいちばん必要とされるものが、国家の原理が作動していない社会に生きるとき、人間にはどんな思考、どんな身体感覚、どのような姿をした超越または内在の感覚がふさわしいのかをあらかじめ描き出しておく、想像と思考実験なのである。」(中沢新一『精霊の王』)
神楽は修験者が担って全国に伝えたのですが、その修験については中沢新一さんの話をいつも思い出します。
「この列島に国家が生まれた時、修験者はそれを拒否して山に入っていった」というようなことだったと覚えています。
今夜は「坂部の冬祭り」や「奥三河の花祭」「新野の雪祭り」など三遠南信霜月祭を中心にコミュニティーの祭りの様子を紹介しようかな、と思っています。

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