今夜はみんたるでVJ

大学関係者による安保法制に対する反対声明が起き始めて「安全保障関連法案に反対する創価大学創価女子短期大学関係者有志の会」まで立ち上がった。
他の大学に広がっていくだろうか。多摩美は?
國學院どうする。

だいたい仏教界からは一部で反対声明が(反原発でも)出てきたけど、神道界からは出てこない。
まあ今の神社庁では到底ムリだろうけど、小さな、ほとんどの神社は国家や権威、権力のためにあるんじゃない。先人たちが長く守ってきたのはコミュニティーのために存在する、元々は自然信仰・祖先崇拝の先住民的世界感から生まれてきた信仰なのだから、自然を破壊し命を粗末にする安保法制には「直感的に」反対しなければいけないのに。
まずは古神道神社庁に属さない神社に頑張ってもらいたい。


で、長々書いたけど、「神楽の価値、楽しさ」を伝えるのに一番困るのがこの「今も残る国家神道の影」なのである。
ネトウヨ的神社もあるようだし。(ってか宮司の性格次第なんだけど。)


神楽は民の祭りであり、それはこの列島のそれぞれの多様な風土の中で生きていくために、先人たちが感じ、思いつき、作り上げた「神」というコンセプトを使って、その土地に暮らす境地を年に一度皆で確認し合い、明日も来年も安寧に暮らせるように祈り、それを神仏に約束させ、自分たちも謙虚に暮らすと覚悟する。そのためには楽しくもしなきゃ、飲んじゃおうよ、性も開放だー、みたいに続いてきたものである。ほんらいは。
ちょっと学問的ではないけど、あたしの神楽感はこんなものだ。
ということを今夜の「みんたる」の神楽ビデオジョッキーでも力説しなければ。