24日に国立劇場で公演をする高知の本川神楽

夜通しではないけれど夜にやる神楽。お囃子がグルーヴィーでほんとうに大好きないい神楽。
記紀神話の神さまは出てこない土着の匂いプンプン。聞き覚えがある名前といえばせいぜい八幡くらい。それでも読み方は「やわた」で、小豆や大豆を激しく撒き散らす焼き畑〜縄文の香り高いものであります。
だから東京での公演が楽しみなのだけど、実はかなり継承が大変なようで、それについては私も無関係ではないので気になっているところです。
リンクしたブログに出てくる太夫さんには、何年かに一回くらい連絡するだけで申し訳ないのだけれど、詳しいことはここでは明かせません。
あっ、ぼく、イギリス公演の日本側コーディネイトをして、人が足りないから太夫さんとして舞台にも出たけど、なんもまずいことしたわけではないのよ。
ま、いろいろあったけど週末に再会できることをとても楽しみにしています。
今、座長として頑張っている伊東さんは、ぼくと同い年。
話一旦飛びますが、本川神楽って、小沢昭一さんにしては珍しく取材してて「日本の放浪芸」に何故か入ってる。
「金のために芸をする芸人」を愛した小沢さんが「神ごと」の神楽を訪ねるのは自分でも変、みたいなことは書いていたけど、当時はまだ「頼まれれば祈祷しますよ」みたいなことが残ってたから、そのあたりのこと、書いてたと思う。
で、小沢さんの取材にカメラマンで同行していた本橋成一さんの写真集、「昭和藝能東西」に78年くらいかな、その頃の伊東さん写ってて、これがまたいい「あんちゃん」ぶりでね。
ロンドン以来、会えるのを楽しみにしています。
http://blog.livedoor.jp/tsukasabotan/archives/50627815.html
http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_s/2014/11015.html?lan=j