本来はToyToyのソロアルバム用で、ぼくや「寿」のナーグシク・ヨシミツくんは何曲かでサポートという形なんだけど、その曲だけはこの数年、年に一回だけポレポレ坐に集まって三人でやっていた「三つ巴ライブ」のアプローチで作ってみようというもの。
ライブは事前の打ち合わせやリハはしないで、ライブ当日ちょっと相談して、自然に音が出てきて「うまくいくといいね」という感じでやってきたので録音となるとむずかしい。
三人いっぺんに「せーの」でやる環境が作れなかったから、昨日は事前にぼくが録音しておいた太鼓の音にトンコリや笛を重ね、それに後日ヨシミツくんが三線など加える予定。
ライブでは太鼓と笛をいっぺんに出来ないから、これまでやってなかったタイプになるけど、まずは面白くなりそうな予感のするものになっている。
「アイヌと沖縄とヤマト(日本? 呼び方がむずかしい)」、バブルで音楽ビジネスが景気良かったら、誰かが企画物として考えたかもしれないし、今も景気が良かったら飛びついてくるかもしれないけど、幸い不景気だから、ゆっくりのんびり、お互いの音を理解し合いながら作ることが出来ている。
三つの文化の音をただ融合するだけなら、才能のあるミュージシャンがプロデュースすればすぐできちゃうだろうけど、たぶんヤマトでちょっと悩んで民謡あたりで落ち着くんだと思うから、それとは違うものになるでしょう。
今から想像して楽しんでてくださいな。
この動画は「なんとなくこうなっちゃった」去年のライブの一曲だけど、これはこれで面白いと思う。
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