昨晩のたね蒔きジャーナル 8/21

8/21(火)

 永岡です、毎日放送たね蒔きジャーナル、今日も水野晶子さんの司会、毎日新聞ほっと兵庫編集長の平野幸夫さんの案内で放送されました。今朝、水野さん文化放送の番組に出られて、お酒を断ったら眠れずで、大変だったそうです。リスナーからメールのラッシュで、熱いファンが多いのです。東京のリスナー、本当のことを知りたいとたね蒔きに出会った。関西弁での東京デビューを賞賛する声もありました。たね蒔きが大阪発であるのを賞賛する声もありました。平野さん、リスナーの意識が高いと言われました。マスコミが信用できない中たね蒔きは貴重との声もあり、17万人集会で「マスゴミ」というプラカードもあり、そう捉えられているのかと平野さん言われました。

 原発のニュース、原発から20kmのアイナメから過去最大のセシウムが(250倍)検出で、東電によると南相馬市の沖1kmで取れたものに、25800ベクレル/kgのセシウムが検出され、魚類では最大。アイナメは出荷制限で、えさや海底の土も測定です。

 野田総理、反原発連合のメンバー10人と会談です。野田氏、再稼動に理解を得たいとの事で、会談はネットで中継、公開されるそうです。反原発連合は再稼動、規制委員会の撤回を要求し、面会後記者会見をします。平野さん、これに枝野氏も反対しており、単なるガス抜きでは困る、市民団体はしないが、野田氏再稼動の理解を求めるとの事で、市民に野田氏へ、夏の電力需給の目処が立ち、この暑さはあと半月くらい、需給では再稼動なしでも余っており、900万kw融通できて、大飯の240万kwなしで足りており、反原連は再稼動せずとも足りたのではないかと野田氏に聞いてほしいと言われました。「節電で 大飯の電気 行き場なし」のリスナーの一句もありました。明日、小出先生出られます。

 今日の特集、東京オリンピック招致が日本のスポーツ文化にもたらすものについて、スポーツライター玉木正之さんのお話がありました。ロンドン五輪が終わり、次どうなるのか、昨日の50万人が東京五輪になるのかであり、玉木さんのお電話でのお話です。

 玉木さん、昨日銀座に50万人、玉木さんも行かれて、背が高くて見えたが、多くの人は人の後頭部しか見えなかったと言う事です。熱中症の人も出て、近所のCD店の階段から見ていた人もいたそうです。店の人も出て行けと言えなかったそうです。でもほんの20〜30分、せめてブラバンでも出てくれという声もあり、しかしこのパレードはパラリンピックのメダリストと一緒にすべきであった。エリザベス女王アメリカの大統領もパラリンピックと一緒にやり、オリンピックは文科省パラリンピック厚労省、JOCはパラリンピックに関与しないのが問題という声もありました。
 リスナーより、オリンピック招致に関して、東京には賛成できない、これからパラリンピックがあるのに、もう終えてしまう、パラリンピックと割れるのはだめとの声があり、東京オリンピックパラリンピック招致委員会としているのに、ここでボロが出て、行政の縦割り。ロンドンは終わり、来週からパラリンピックなのに、ジャパンハウスは閉じられて、玉木さん唖然とされました。行政の縦割りがここまで来るか、総理もメダリストを招いたのに、パラリンピック前にやるのはおかしい。イギリスはスポーツ組織に身障者の組織もあり、目の不自由な人のサッカー、車椅子のラグビーも要ると法律で決まっており、また女性のスポーツも一緒にしないとだめで、高野連は女子野球をしていない=ヨーロッパでは認められない。女性も、身障者も一緒にやるべきなのに、日本は意識がないのです。マスコミでも気づかない人も多いのです。玉木さんすら気づけないこともあり、プロ野球に女子野球がないのをおかしいと思わないのが問題で、ロンドンでも女性選手の参加をオリンピック委員会が求め、東京招致なら、そういうところを直さないといけないのです。

スポーツをやる人が10%増えると病気が減り、76年に組織を作り、その中でイアン・ソープも出たのに、メダルのことしか言わないのです。

 平野さん、ロンドン五輪の総括、商業主義で、観客の入らないスタンドばかりで、これはIOCの責任。イーストエンドの再開発で、怖い町がいい町になり、メインスタジアム、パラリンピック後観客席2万を残して小さくして、サッカー場にして、そういうことでロンドンはいろいろ考えているのです。北京五輪は後が荒地なのです。東京五輪、どういいものにするかを、これからきちんと話すべきなのです。これを石原氏、猪瀬氏に言いたいのですが、招致だけで困っているのです。   
 リスナーより、オリンピックに多くのしがらみがあるとの指摘があり、平野さん接待のお金を使いすぎで、内部矛盾を隠すための政治的な意図を感じたと言われました。またパラリンピックを忘れていることを反省。リスナーより、五輪をやっていない地域に譲るべきとの声もありました。今日は玉木さんのお話でした。