昨晩のたね蒔きジャーナル 6/19

6/19(火)

 永岡です、毎日放送ラジオのたね蒔きジャーナル、今日も水野晶子さんの司会、毎日新聞ほっと兵庫編集長の平野幸夫さんの案内で放送されました。

 原発のニュースは今日なく、橋下氏、大阪の中之島の図書館を廃止するというのです。平野さん、橋下氏、亀裂を生んだ半年で、一部の人の考えを押し通すブレーン政治(60人いる)、市役所に優秀な職員がいるのにそれを生かしていない、志を持った人もいるのに、特定の人だけ重用することが目立つと言われました。地方公務員の行動に罰則を設けるのは今日ダメとなり、条例で一律に罰するのはいけないとなり、どんな考えの人も思想信条の自由があり、バッシングだけでなく、今ある人を生かす発想がないと平野さん言われました。

 今日の特集、消費税増税の背景に財務省があると、みんなの党の幹事長、江田憲司さんの電話でのお話がありました。江田さん、財務省のマインドコントロールという本を出されているそうです。

 江田さんたね蒔きに初登場です。増税に3つの党が合意であり、なぜこうなったのか、国会は数がものをいい、3党で9割。みんなの党派16議席で、政局・権力闘争ばかり注目されるというのです。しかし、国民が一番よく知っている。国民は社会保障の改革、安心な医療や年金を求め、そのためならお金を出してもいいと言うのに、そうしていないのです。  リスナーより、消費税アップで消費が冷えて税収が落ちないかについて質問があり、その通り、デフレで景気が悪いと増税したらアウト、97年に消費税を上げ、江田さん橋本総理の補佐官をして、しかし経済が悪化し、税収は12兆円下がり、歴史の真実なのに、野田氏も財務省もメディアも目を背けているのです。

 リスナーより、野田氏と谷垣氏は財務大臣経験者で、財務省に都合がいいのかについて、財務省と一心同体で、野田氏が政策通とは聞いていない、財務省増税しないと破綻と野田氏を手塩にかけて育てている、だから元を取らないといけない。震災もあり、お金を出してもいいという空気に付け込み、今増税しないとどうする。菅総理時に片山氏、野田氏もメディアも財務省のマインドコントロールにあり、総務大臣(身内)が言ったことで大変なのです。

 リスナーより、野田氏、いつどこで財務省にマインドコントロールされたのかという質問で、今の政治家の根本的な問題、官僚に太刀打ちできない。財務省はエリート中のエリート、政治家をだますテクニックの達者!江田さんも昔はそうであり、政治家を取り込むのは、テレビでえらそうなことをいう政治家も、官僚のレクチャーでコロっと行く。財政、金融に通じている政治家はいない。野田氏、本当に政治生命をかけて増税するのがいいと思い、タチが悪い(泣)。野田氏にマインドコントロールと言ったらムキになり、実態はこの番組のリスナーが一番よく知っているのです。  デフレ+震災、原発事故+ヨーロッパの通貨危機で、増税するとはあり得ないのに、民主、自民、公明+大手メディアも増税であり、海外の識者がクレージーといい、目の前の危機を克服し、増税に耐えられる体力をつけないとダメなのです。
 社会保障増税で賄う国はなく、消費税は逆進性、しかし社会保障は弱い立場の人を保護するので、社会保障の財源に消費税を当てている国はない。しかし、社会保障のためといえば国民が納得する、財務省は二枚舌を使い、国内では財政は大変と言うのに、海外では日本は大丈夫と言っている(財務省のHPに日本は強固な基礎条件+世界最大の貯蓄国とあるそうです)、海外には日本は大丈夫といい、国内には国民を馬鹿にして破綻寸前という。しかし市場は正直で、破綻する国の通貨、国債は買わないのに、円も国債も大変売れているのです。

 では、野田氏がこれを言うべきなのに、野田氏、GDPの2倍も借金と言っており、しかしGDPの2倍で破綻するわけではない(イギリスはGDPの3倍で破綻しないし、2倍未満で破綻した国=国際を外国人が買っている国もあり、日本は95%国際を日本で買っていて大丈夫)。海外の純資産は世界一、大丈夫なのです。

 消費税はあさって議決で、止められるかについて、3党が結束したら止められないが、次の総選挙で、みんなの党、維新など増税反対派が勝てば、時の政権が判断するとあるので、止められる、廃案にも出来るのです。
 江田さんも絶対反対ではなく、体力をつける、役人も身を切る、これをしないと国民は理解しないのです。みんなの党も塾を持っているが、維新塾の講師は江田さんの知り合い、友人であり、区別する必要はないのです。政策の一致が大事なのです。

 リスナーよりメール殺到、「自民より 自由すぎるぞ 民主党」、「民主党 いつのまにやら自民主党」とかあり、財務省のレクチャー攻め、議員の勉強不足、政治音痴と平野さん言われました。

 江田さんのお話をお送りいたしました。