昨晩のたね蒔きジャーナル 1/26

1/26(木)

 永岡です、毎日放送ラジオのたね蒔きジャーナル、今日は千葉猛さんの司会、毎日新聞大阪本社論説委員の池田昭さんの案内で放送されました。木曜ですが小出先生のお話はお休みで、大阪区長の公募に関して、現役の大正区長の筋原章博さんと、元市議(民主系)の権世(ごんせ)幸蔵さんのお話でした。

 原発のニュース、IAEA福井県を訪れて、ストレステスト、保安院の方法が妥当か調べるために来て、大飯3,4号機、最終段階です。非常用発電機の訓練もIAEAも見ました。池田さん、妥当と言うのは震災前の想定によりストレステストをやっており、初めに結論ありきではないか、そうでない評価をしてほしいという指摘がありました。地元自治体の信頼を築けるかなのです。

 除染、再来年3月末までに完了する工程表を完成です。警戒区域を再編し、年間20ミリシーベルト以下が確認された地域は除染を年内に終える予定です。

 そして、大阪市の区長に1400人以上応募し、20〜80代の人が応募(50代が最多)、大正区に応募した筋原さん、タスキをしての登場であり、現職公務員。それが公募なのは、都構想へ向けてのステージと言うことです。リスナーの質問、なぜ応募したかについて、今まで津波対策、商店街の活性化の取り組みがあり、町からも途中でやめないでとの声で出たのです。大正区は海抜が低く、津波が想定外なら大変で、避難マップを整備している(大正区は水害と闘ってきた)のです。港湾局ではハードで町を守ろうとして、しかし今はソフト(避難)でいかに守るかなのです。

 さらに、中央区長に応募した権世さん、前の市議会議員で、維新の会に負けて、民主党籍であり、市長選でも平松氏を応援し、なぜ応募したか、区長に権限とお金が来るので、市会議員より区長が、住民の声を反映するにはいいと応募したのです。しかし、橋下改革に批判的で、不安を持っている人が多い、橋下氏、何をするか分からない、それを言える立場として、地域の声を届けるために出たのです。イデオロギーなしで、町を元気にする、お金の無駄遣いを止めるのはどこにも同じ、維新と民主、自民に差はないとのことです。リスナーより、橋下氏の強烈さについていけるかについて質問があり、地域のことを良く知っているのは区長で、橋下氏の考えに賛同しないものも出るのです。

橋下氏や中田宏氏の面接があり8月に任命で、橋下氏の恣意的な判断があるかについて、筋原さん、スピードは速く、明快で、日々のメールで細かいフォローをしており、分かりやすく理解できるとのことで、考えの異なる場合、言えるかについて、区長の責任で頑張るべきとのことなのです。区長は、大正区長を希望したのではなく人事異動で、町に出て区政に反映することの繰り返し、会議、自転車に乗り地域に出る、意見交換会を行う、区民ニーズの把握に苦心しているのです。

 権世さん、橋下氏の面接をクリアするのは難しいかについて、平松氏を応援したが、橋下氏は心が広く、能力のある人は取り入れると考えているのです。任期のある首長と、区長の違いについて、市長の方針に従うもので、公募区長、権限強化、民間出身の人が多いと、斬新な区政運営を行い、厳しい世界になると覚悟しているわけです。

 筋原さん、津波対策(津波が来るまで、浸水、その後の復興)と活性化、大正区は商業も人口減に連動して減り、97年の大阪ドーム開業のみ業績がアップし、活性化をやりたいとのことなのです。大正区は地下鉄がなくバスが主体で、赤バスの廃止があり、必要なバスと、無駄なバスの、区民ニーズに合ったものを沿って交通体系を組むと言うことです。赤バスの扱い、中古の少人数の車で確保する手もあり、高齢者の交通、交通局の職員も多いのです。

 権世さん、中央区をやりたいのは、経済活性化、産業の振興であり、町づくり、これを区長が出来るかは不明で、橋下氏の考えとぶつかったら、それは言う、そのために出ているのである、中央区のことを橋本氏はあまり知らず、思いを伝えるのは区長の役目なのです。

 筋原さん、維新の会の候補は橋下氏の看板が強く、地盤を知らずに上位当選し、地域を知らないとのことです。中央区にするのに17年もかかり、大変なのです。

 権世さん、職員条例、公務員の仕事は評価が難しい、税金から給料をもらっており、市民のために働くのは当然なのです。

 今後、区長公選制になったら、筋原さん、そこまで考えが至らない、権世さん、どういう制度かは分からないが、故郷の中央区のために働きたいと言うことでした。

 今日は、大阪の区長のことをお届けいたしました。