昨晩のたね蒔きジャーナル 1/13

1/13(金)

 永岡です、毎日放送ラジオの「たね蒔きジャーナル」金曜版、今日も水野晶子さんの司会、毎日新聞専門編集委員近藤勝重さんの案内で放送されました。今日は小出先生のお話はお休みで、野田改造内閣のことについて、東京報道の神崎智大さんの報告がありました。

 そして、水野晶子のどないなっとるねん!で神崎さんのお話。消費税増税に突き進む野田内閣、その舞台裏で、リスナーから時事川柳が殺到しています。厳しい見方の川柳が多く、神崎さん、聞く人みんな「地味やなあ」であり、岡田副総理は世間的には目玉ではない、内閣改造は支持率を上げるためですが、これで支持率は上がらないと身内からも出ているのです。

 野田総理、何としても岡田氏に副総理をさせたくて、通常官房長官のいる位置に岡田氏がいたのです。足も腕も組んで険しい顔で、用心棒役の模様なのです。野田総理も声に力があり、野田氏、演説がうまいと言われつつ、本領発揮ではなかったのに、吹っ切れたか、エンジンがかかってきたのか、なのです。

 最善・最強と野田氏は言うのですが、党内に配慮した改造であり、菅総理小沢グループを排除して支持率を上げたのですが、一川氏の後任に田中直樹氏、また消費税反対の小沢氏寄りの人も入れています。小沢氏に近い人は、岡田氏は小沢氏の党員資格停止をしており、岡田氏を恨んでいるものの、小沢グループ、今回の改造をむしろ評価しており、これでようやくわかりやすくなった、野田氏が消費税をやるとなり、反対しているものは民主党を出てもいいと言うメッセージとのことなのです。

 リスナーより、田中直樹氏の入閣、真紀子氏は菅総理を批判しており、御主人入閣は真紀子さんを黙らせるためかとの質問があり、口げんかの強い真紀子氏、政権批判=旦那さんの批判になり、それは止めてほしいとの配慮なのです。しかし、直樹氏、防衛には詳しくなく、あの真紀子氏の旦那さんを40年やっている人格者であるとのことなのです。しかし、直樹氏、真紀子さんの旦那さんと言われると分かるものなのです…(汗)。巷も、永田町と同じ反応で、直樹氏、家庭内で真紀子氏に対して防衛してきたので防衛大臣もうまく行くとの声があるのです(笑)。緊張感に欠けるのです。仲井真氏、直樹氏を知らず、こういう反応なのです。

 平野氏、野党との交渉役で、あまり評判が良くなく、法案が通らず、平野氏の番記者から、根回しが出来ず野党との交渉が出来ず、マスコミにも嘘をつく人で、そんな人がなぜ大臣か、党内のバランス配慮で当てはまっただけとのことなのです。経歴では大物、首にしたら鳩山氏の面子が立たず、文科省に入れたわけです。近藤さん、今の与野党の話し合いでは国対委員長の方が上と指摘しました。橋下氏の教育条例で文科省の態度が重要で、平野氏大阪選出であり、橋下シフトではないかと水野さんが言うと、平野氏、これから考えるとのことで、野田氏はそこまで深読みしているかは不明です。

 リスナーより、最善・最強は誰のためと言い、今年は選挙があると予想され、みんな地元で選挙活動を必死にやっている、選挙で当選のため、エゴが推して、去年以上に混乱するとのことでした。

 今日は、神崎さんの内閣改造のお話でした。



 最後、近藤さん、司馬遼太郎氏が言ったこと、自然があり人間が生きてきた、海・山は原発地震で、自然は人間が謙虚に見直さないといけない、日本は文字がないのに海・山は表現できた。和語、自分たちの世界に漢字を当てはめて、自然界に開かれている。お天道様と大阪でいい、また富士山信仰もある、人間は自然への謙虚さを持たないといけない。

 司馬氏が自然があり生きてきたというのは子供たちに対してで、今司馬氏が生きていたら、この事態をどう思うか、梅原猛氏、自然が存続の条件と言っており、日本人は、自然と生きてきたという指摘がありました。

 以上、今日のたね蒔きをお伝えいたしました。