湊谷夢吉
1988年に急逝した、漫画家でマルチアーティストの湊谷さんの原画展や札幌の当時のカルチャーシーンを再確認する「湊谷夢吉とその時代展」が16日から22日まで札幌で開かれます。
僕も銀河画報社に参加して「銀河画報社音楽倶楽部」の名刺を作り、映画製作を手伝いました。楽しかったなあ、あの頃は。
16mmの自主製作映画だったけど、映画作りの集団作業の楽しさを経験できてほんとに良かったと思う。
駅裏八号倉庫のイベントとしてやった「銀河画報社祭り」は今思い出しても最高に面白かった。
そして僕は湊谷さんの漫画のスクリーントーン貼りのアシスタントもやったっけ。漫画の中には「三上くん」も出てくるんですよ。
以下のサイトから資料のpdfをダウンロードして見て下さい。
チラシ、かっこいいです。
http://hokkaido-manga.jp/minatoya/
病室で亡くなった直後の無念の表情は今でも忘れられない。
みんなでお葬式をあげて通夜では夜通し語り合って、弔辞も読んだ。
僕がジャンルは違うけど未だにジタバタとやってるのも湊谷さんの影響が強いのかも。
それだけ縁が深かった湊谷さんなので、16日のオープニングでは湊谷さんの曲を二曲歌って彼に捧げます。
生まれて初めての「フォークの弾き語り」なんでつたないものになるだろうけど、喜んでくれると思うんだ。
20日は、原画展の会場で僕の「ジタバタ」のひとつである神楽広報活動「神楽ビデオジョッキー」もします。
70年代80年代の札幌カルチャーシーンは、僕の原点であり、今もそれを続けているという自負はある。
今回の「湊谷夢吉とその時代展」は過去の話としないできちんと今につながっていることも明らかにしなければ意味はないだろう。
そしてそれは東京でも、大阪でも、名古屋でも博多でも各地で続いているはずのものなのだ。