ひとり井戸端5

この曲はアニメのために作った新曲で、たぶん細野さんがスタジオでひとりで録音したものをバンドで再現した曲。原曲はアコーディオンがメインだったのでプレッシャーがかかったけど、みんなが助けてくれた。
リハの帰りにこの曲のことを細野さんと話していたら、細野さんが弾いたように弾いたほうがいいということになったので翌日はカラオケボックスへ行って個人練習をしたっけ。
音をとって繰り返し練習したけど、特に間奏はむずかしかった。細野さんは録音の時は一気に弾いたらしいけど、聴く側にとってはいろんなスタイルが次々と出てくる感じ。でもアチコチ飛んで流れが切れることはなくワンコーラスにひとつのストーリーがある。鈴木君がユニゾンで弾いてくれて助かったし楽しいものになったと思う。
ただ、これはもともとシンセのキーボードで弾いたフレーズなのでアコーディオンで弾くのは大変だったなあ。特に和音。
シンプルなのにこれだけいい曲になるってのは、勉強になるなあ。